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【目次】
- ANA平会員はビジネスクラス特典航空券をとりにくい
- 路線別に、平会員がビジネスクラスを何席取れるか検証
- ホノルルなど人気路線はやはり全滅
- グアムとバリは4席確保OK!
- ロサンゼルスは3席までの可能性大
- ライフステージに合ったマイルの使い方とSFC
ANA平会員はビジネスクラス特典航空券をとりにくい
特典航空券の開放枠(座席数)は、会員のグレードによって異なります。ANAから正式なアナウンスはありませんが、激戦となるホノルル線ビジネスクラスの場合、ANAマイレージクラブ平会員に開放されている座席数はたったの2席だそうです。
トップオブ陸マイラーのテラヤマアニさん(id:kowagari)が、ご自身のブログ「ANAとマイルのパパじゃない」の中でこのように書かれていますから、間違いありません(以下、ブログより引用させていただきました)。
ANA国際線特典航空券の中で、最も争奪戦が激しく、最も取得が困難な路線はホノルル線ビジネスクラスで間違いありません。通常、この路線でANAマイレージクラブ平会員に開放されるビジネスクラスはたったの2席です。3席以上をいっぺんには絶対に取れません。
テラヤマアニさんの記事にくわしく書かれていますが、同じホノルル線でも、ANAマイレージクラブの上級会員であるプラチナ会員になると、4席まで開放されるとのこと。そして、プラチナ会員になったときにANAスーパーフライヤーズカード(ANA SFC)を発行すると、一生上級会員の資格を維持できるそうです。
つまり、わが家は4人家族ですが、平会員のままだと、どんなに多くのマイルを貯めてもホノルル線ビジネスクラス特典航空券を4席とることはできません。でも、プラチナ会員になればその年~翌年は可能、SFCを発行すると一生可能になるのです。
プラチナ会員になるには、有償航空券でたくさん飛行機に乗って、1年間(1月1日~12月31日の間)に50,000プレミアムポイント(pp)を獲得する必要があります。これは、仕事で飛行機を頻繁に使う方でないと、なかなか貯められないポイント数です。しかし、最近ではプラチナ会員資格を取ってSFCを発行するために、ただひたすら飛行機に乗っては折り返してくるという「SFC修業」なるものを行う方(修行僧・修行尼)が激増しています。
そうですよね。せっかくマイルをたくさん貯めたら、ビジネスクラスでハワイ行ってみたいですよね。でも、SFC修業には通常50万円前後のコストがかかると言われています。もしくは、すでに大量のマイルを保有していれば、マイルをスカイコインに交換して航空券を購入することができます。50万円分のスカイコインを手に入れるには、35万マイルくらい必要です。
マイルの価値は、長距離路線で利用するほど、そしてグレードの高いクラスで利用するほど、高まることは確実です。1回でもホノルル線のビジネスクラス特典航空券を4席確保できたら、50万円の元が取れるどころではなく、倍ほどの価値になるはずです。
ですから、私も、ぜひこのSFC修業なるものをして、SFCを取得したい気持ちはあるのですが、現実問題として、今すぐに50万円もしくは35万マイルを修行のために捻出することに迷いがあります。1年で35万マイルを貯めることは可能だと思うのですが、そうすると、恐らくその年は特典航空券で家族旅行はできません。ホノルル線エコノミークラス4席分なら16万マイルですから、35万マイルあれば、4人でハワイ2往復できるんですよね(^-^;
イラスト/わんパグ
わが家の場合、今、上の子が現在小学3年生です。中~高校生くらいになったら、おそらく勉強と部活で忙しくなったり、親との旅行にはついてこなくなったりするのかな…ということを考えると、喜んでついてきてくれる今のうちに、できるだけ回数を多く家族旅行したいな、マイルはそのために使いたいなと考えてしまうわけです。
それなら、あんまり贅沢なこと考えないで、エコノミークラスでいいか。今までもずっとエコノミークラスで旅行してきたわけだし。ホテルを素敵なところにすれば。
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路線別に、平会員がビジネスクラスを何席取れるか検証
いや。いやいやいやいや。やっぱりビジネスクラスに乗りたい(笑)。そこで気になったのが、ホノルルほど激戦ではない路線でも、平会員はビジネスクラスを2席しか確保できないのか?ということ。それについて検証すべく、以下の方法で、繁忙期ではない時期の適当な日付を数パターン調べてみました。
- まず大人2人+子ども0人の2席で検索。
- ビジネスクラスに空きがあれば、大人2人+子ども1人の3席で検索。
- ビジネスクラスに空きがあれば、大人2人+子ども2人の4席で検索。
※数パターン試したとはいえ、下の結果が絶対とは言い切れません。実際に往路開放日の朝9時に予約すれば、もっと多くの席数を確保できる可能性もあります。ご参考程度にご覧ください。
ホノルルなど人気路線はやはり全滅
ホノルルは調べるまでもなかったのですが、形式的に一応。日程しだいでは2席は確保できますが、3席にした途端にすべて空席待ちになります。やっぱりそうですよね。やっぱりなぁ。ちなみに、香港、シンガポールも3席以上確保できる日程は見つかりませんでした。ただ、これらの路線は特典航空券の予約がかなり埋まっていて、エコノミーを含めて空席自体が少ないので、実際に開放日の朝9時に試してみないと参考にならないですね。
グアムとバリは4席確保OK!
なんと! ユナイテッド航空利用のグアム線と、ガルーダインドネシア航空利用のデンパサール(バリ)線は、平会員でもビジネスクラス4席確保が可能でした!!
グアムは、4席分で16万マイル。グアムにはこれまで子連れで3回行っているのですが、3時間半で到着するので、ちょっともったいないかな? でも、グアムの入国審査を優先でスイスイ行けるのはかなりのメリット!マイルを贅沢に使えるなら、ぜひ利用したいですね~(*^▽^*)
うちの子の場合、下に表示されている21時過ぎくらい出発の便を利用すると、離陸直後に確実に寝てくれるので、ゆっくり寝かせられるのはいいかも。食事は無駄になってしまいますが(^-^;
※乗継便がズラリと表示されていたため、画像を中略しています。
デンパサールは、4席分で合計24万マイル。よっしゃ。これ行きます、絶対(笑)。直行便は1日1便で、復路が深夜発なので、ものすごくメリットあると思います。
ロサンゼルスは3席までの可能性大
ロサンゼルスは、3名で検索すると、以下のように往路に3席確保できる日程がありました。ということは、平会員でも3席OKということですね。ただ、4席にすると空席待ち表示に。数パターン試してみましたが、4席確保できる日程は見つかりませんでした。
ライフステージに合ったマイルの使い方とSFC
若い頃から旅行が大好きな私ですが、ライフステージによって明らかに旅行のスタイルが変わっています。若い頃は、いろんな文化を見たい、違う暮らしを見たいという気持ちが強く観光やショッピングも好きでした。
でも、乳幼児の子どもたちを連れて旅行に行くようになってからは、グアムやセブなど近場で時差の少ないエリアのリゾートで、ゆったりまったり過ごす旅行が中心になりました。
そして今は上の子が9才、下の子が5才に成長し、バリ、ハワイ、オーストラリア、アメリカなど、今までより飛距離や時差のあるエリアに行って、いっしょにいろんなことを体験する旅行も楽しみたい気持ちが強くなってきました。
そしてそして、数年たって、子どもたちが旅行についてこなくなったら、夫か女友達とヨーロッパ、北欧、メキシコなどへ贅沢旅行に行ってみたいです。
そんなふうに、ライフステージに合わせて旅行の仕方を考えて、必要に応じて上級会員とかを検討しようかなと今のところは考えています。
もちろん、もたもたしているうちに制度の変更がある可能性もありますから、どうするのがベストなのか、本当に迷うところです。こんなことを言いながらも、突然、年内にSFC修業始めるかもしれません(笑)。SFCのメリットは特典航空券の開放枠だけではないですし、実際、まだまだ迷い中です。
ま、こうやってあれこれ悩むのが楽しいんですけどね~(*´▽`*)
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