子連れマイラー・こめっとが行く!

ママとして陸マイルをためる日々のあれこれを綴ります

【2023年家族旅行】ズバリ言います! ウェスティン リゾート グアムに泊まって感じた「素敵なところ」&「残念なところ」

 

2023年の夏休みに、家族4人(私、夫、15歳息子、12歳娘)でグアム旅行に行きました。宿泊はウェスティン リゾート グアムに3泊、クラウンプラザ リゾート グアムに2泊。グアムは5月の台風の爪痕もまだまだ色濃く残っていましたが、概ね天候にも恵まれ、とても充実した旅行となりました。私たち夫婦も10代になった子供たちも、ふだんはそれぞれに忙しく過ごしているので、海外でのんびり一緒に過ごしたり、アクティビティを体験して大笑いしたりと、貴重な時間がもてて、とても楽しかったです。ついてきてくれることに感謝♡(直前に日程をずらしたり、調整は大変だったけどね…笑)

この記事では、前半のウェスティン リゾート グアムに泊まって感じた素敵なところ、そしてちょと残念だったところを、おもに家族連れ目線で正直に書きたいと思います(すべて個人の感想です)。

 

※PRを含みます。

 



 

ウェスティン リゾート グアムの素敵なところ

タモン湾に面したビーチフロントホテル!

ウェスティン グアムの魅力は、何と言っても立地。グアムの代表的なビーチであるタモンビーチ沿いに位置し、ホテルのプールからすぐビーチにアクセスできるという最高の立地です。プライベートビーチではありませんが、ホテル前のエリアは基本的にホテルゲストのみという感じで、空いていました。

タモンビーチはとても透明度が高く、足元を魚が泳いでいくのが見えるほど。遠浅で穏やかなので、小さな子ども連れで遊ぶのにも安心です。

白砂のビーチ。はだしで歩いても痛くありません。家族でビーチバレーも楽しみました!

ビーチには宿泊者専用カバナ?(天蓋付きのチェア)があり、利用無料(2023年8月当時)。ただし、荷物を置いておいてもほかの人が使ったりするので席を空けるときは注意

カバナからの眺めは最高♪

台風後、閉鎖していたアクティビティカウンターもこの頃から再開されていました。カヤックやシュノーケル、ダイビングなどを体験できます

10代の子どもたちも、長いこと海で遊んでいました

高層階オーシャンフロントツインからの景色。晴れるとエメラルドグリーンの海がキラキラ

 

繁華街にあるので、食事や買い物に困らない

タモン中心部にあることから、食事や買い物にもとても便利。徒歩圏内に、たくさんのお店があります。

 

ホテルを出て、横断歩道を渡るとすぐにアウトバック・ステーキハウスが(徒歩1分)。混んでいたら名前を書いて、いったん部屋に戻れるくらいの近さ。

アウトバックステーキは、すべてボリューミー。サービスのパンも美味しかった。このときは、GOGOグアムの画面提示でフライドオニオンが無料になりました


バーガーショップのメスクラドスは、徒歩4分ほど。このあと書きますがラウンジが充実していたので、夫婦でラウンジに行ったあと、夫の足りない分と子どもの分をこちらでテイクアウトするとちょうどよかったです。お値段もお手頃。

バーガーにポテトとドリンクがついたセットメニューで12~15ドル程度

ザ・プラザにあるエッグスン・シングスへは徒歩7分ほど。前回のグアム旅行で行ったのを娘が覚えていて、今回も行きたいと言うので、お土産を買いついでに行きました。1日に何カロリー摂取したんだろう…笑

 

ラウンジメニューが大充実

 私はMarriott Bonvoyプラチナ会員なので、無料で大人2名分のクラブラウンジアクセス特典をいただけるのですが、当時は台風の影響で21階のラウンジが閉鎖中で、4階の閉鎖中のレストラン (Prego)で17〜20時のみラウンジ代替サービスを提供していました(フードとアルコールは19時まで)。

 改装済みの素敵なラウンジに行けなかったのは残念でしたが、海と夕陽の見える素敵な空間でテラス席もあり、フードメニューも豊富でとても充実していて、ほとんどの方がガッツリ食事を楽しんでいる雰囲気でした!

 ただし、同室の3~4人目は、朝食とラウンジのセットで1人あたり70ドル+税が必要とのこと。チェックイン時点でラウンジのフード充実度がわからなかったので、お酒を飲まない子どもたちに1人あたり約1万円は高いかな?ということで、今回は夫婦だけで利用することにしました。

※グアムでは、12歳未満の子どもだけでホテルの部屋に残すことは違法ですのでご注意ください。

 

グアムに来ると飲みたくなるバドライト

全部載せきれませんが、前菜やサラダも複数種類

お肉や魚介のホットミールも数種類あり、なくなったらまた違うメニューが提供されていて、エンドレスで楽しめてしまうブッフェのよう

フルーツやデザートも複数種類あります

 

小さめながら、リゾート感溢れるプール

ウェスティン リゾート グアムのプールは大きくはありませんが、ビーチとつながっていて雰囲気がよく、バーもあり、リゾート感が溢れています。一般の方もタモンビーチから入れてしまうので、宿泊者はカウンターで専用のタオルを受け取り、リストバンドをつけてもらいます。チェアやパラソルは無料。2023年8月当時は、平日は12時~、土日祝は10時~利用可能でした。浮き輪やビーチボールの利用OK。スライダーや子ども向けの設備はありません。

プールオープン前。プールとビーチはこの近さ

 

このときは、もう一つのプールは閉鎖されていました。

小さいプールは水が抜かれ、キープアウトのテープが貼られていました

 

1部屋に大人4人で泊まれる

子どもが大きくなると「添い寝扱いで無料」もできなくなり、とくに海外では、1部屋あたり大人2~3人しか泊まれないホテルが圧倒的に多く、4人家族はツライです。最近は2部屋とったり、2ベッドルームを予約したりと、ホントにめちゃくちゃ旅行代が嵩むんですよ…(´;ω;`)ウッ… 

そんな中、ありがたいことに、ウェスティン リゾート グアムはスタンダードルームでも大人4人での宿泊が可能です。

ただし、有償泊かポイント泊かにかかわらず、大人(12歳以上)は追加ベッドを入れなくても1人あたり70ドル+税の追加料金がかかります。わが家がグアムに行ったのは、娘の12歳の誕生日の半月後…(´;ω;`) ということで、わが家は2人追加で140ドル+税×3泊が必要に。さらに円安ががが……! とはいえ、2部屋取るよりは安いですし、何といっても、2部屋に別れるより、家族で1つの部屋で過ごせるほうが楽しいですからね。

大人4人OKとはいえ、部屋が広いわけではありません笑 恐らくこの部屋には追加ベッドは入らない…。うちの子たちは細めなので男子同士、女子同士でペアになって寝ました

今回わが家は3泊ともマリオットポイントで予約しましたが、高層階のオーシャンビュールームにアップグレードしていただきました。お部屋からの景色はとてもよかったです。

 

必要ポイント数が低め

私が泊った2023年8月時点だと、1泊あたりの必要マリオットポイント数は25,000~27,000ポイントでした。国内ホテルはのきなみ必要ポイント数が高騰しているなか、ウェスティンブランドでこのポイント数は破格ではないでしょうか。

ちなみに2024年を見ると、春休み期間で27,000~34,000ポイント、夏休み期間だと40,000ポイント前後。グアムは11~5月が乾季なので、春休みは狙い目かもしれませんね。

 

ロビー階にスタバあり

グアムで唯一のスタバが、ウェスティン リゾート グアムのロビー階にあります。ドリンク類はもちろん、サンドイッチやサラダなどの軽食やパンも販売していて、買ったものはプールサイドやビーチで食べることもできます。朝からプールやビーチでのんびり過ごすときのランチとして、とても便利でした。

 

ストロベリーフラペチーノのトールが5.5ドル、グランデが6.5ドル

サーモンベーグル8ドル、チキンサラダ10ドル

タルトやケーキなども。アーモンドタルト4.5ドル、ニューヨークチーズケーキ6ドル

プールサイドでフラペチーノ

イートインスペースもあります

ロビー階にはスタバのほかにコンビニ的なショップもあり、お土産類、水着やビーチ用品、日用品類、飲み物、カップ麺やおにぎりなどの食品などを販売しています。

 

ランドリールームがある

写真を撮り忘れましたが、ホテル内に大きなランドリールームがあります。洗濯5ドル、乾燥5ドルで、クレジットカード利用可。ラウンジのカクテルタイム前に立ち寄ったらいっぱいでしたが、終わった後に行くと空いていました。ホテル内で洗濯ができるのは助かりますね。

 

インルームメニューも良心的価格

インルームダイニングのメニューは品数は少ないものの、金額的には良心的でした。QRコードを読み取って、スマホからオーダー可能。

アツアツのまま運ばれてきました。お味も美味しかったそうです。海外に行くと子どもの食事がハンバーガーばかりになりがち(´;ω;`)

 

ウエスティン リゾート グアムの残念なところ

施設・設備は古さを感じる

ウェスティンリゾートグアムの客室はすべて、2021年に改装されたそうなのですが、公式サイトを見ると半分イラストのような画像が掲載されていて、実際の様子がよくわからないんですよね。私は以前の客室を知らないのですが、たしかに床や壁などは新しい感じがしましたし、水回りも清潔で、問題はなかったです。

でも、インテリアや設備が、何となく古めかしいような…?(好みの問題かもしれませんが)。「すごく居心地がいい」とか、「贅沢な気分になれる」といったラグジュアリーさは期待しないほうがよい、かも。

 

 

また、部屋によってウェットエリアの構造は違うようですが、この部屋タイプはバス、トイレ、洗面が1つになっていて水回りが手狭。そして湯音調整が難しい。シャワーヘッドが3つあり、使い分け方が不明なうえに、レバーで切り替えてもすべてのヘッドからお湯がチョロチョロ出てたりする笑

シャワーヘッドがなぜか3つ(わかるかな?)

 

また、建物自体はかなり古く、共有部分は前時代的な部分も。中でもエレベーターがナゾ。カードキーをかざすシステムなのに反応せず、キーをかざさなくてもすべてのボタンが押せる。でもそれは左側のボタンだけ。右側は(たぶんどの基も)故障。2泊目以降は自分たちは事情がわかってるのですが、チェックインしたばかりのゲストがカードキーをかざしたり、右側のボタンを押してはアレ!?となってるのを見て、なんどもどかしい気分になることか笑 せめて掲示してほしいものです。

 

朝食の雰囲気やメニューはちょっと微妙

朝食は、1階のレストランtasteにて。こちらも一時代前のリゾートホテル感があり、プールに面した立地や高い天井などのハード面は悪くはないのですが、何よりホールで片づけやセッティングをしているスタッフさんが1人しかいなくて、うまく回っていない感じがして雰囲気は微妙。テーブルセットもかなり簡素化されている上にアバウトな感じ(^-^; コロナ禍で客足が途絶えた後の人不足やコストカットの影響なのかもしれません。

メニューはそれなりに充実していて普通に美味しいのですが、ところどころナゾな部分も。あまりゲストの声に耳を傾けて、改善するといった姿勢はないホテルなのかなぁ、という印象を持ちました。よくも悪くも、「アメリカ来たー!!」という雰囲気は味わえます笑

 

 

エッグステーションがフライパンではなく鉄板。オムレツをオーダーすると、クレープ包みのような卵料理を作ってくれます

自分で作るヌードルバー、麺が日によってうどんだったりラーメンだったり変わりますが、スープや具材がずっとうどん用…笑

 

わが家はプラチナ会員特典で2人分の朝食が無料。チェックイン時に確認したところ、12歳以上の3~4人目は、通常、朝食のみで1日あたり28.5ドル(連泊で利用する場合は1日あたり23ドル)必要と説明がありました。

しかし。アジアパシフィックのマリオットホテルでは、会員に同行する12歳以下の子どもは朝食無料という特典があるはず(ウェスティングアムも参加ホテルに掲載されている)。

 

 

なので、12歳の娘は無料ではないの?と確認したのですが、 12歳から必要と言われてしまいました。その後、その場にいたスタッフさん同士で何やらヒソヒソと話していて、「では、プラチナ会員のアライバルギフトで朝食を選択すれば、1人分の朝食を無料にします」とのことで、最終的に1人×3日分の請求となりました(フロントスタッフにより対応が違う可能性もあります)。23ドルは、まぁ内容に対しては妥当な金額かなと思いました。

 

サービス面は期待できない(人手不足?)

ここまで書いた内容からもおわかりいただけるかと思いますが、サービス面は全体にざっくりとしていて、きめ細やかな接客は期待できません。一番残念だったのは、3~4人目宿泊の追加料金を請求するのに、タオルやグラス、水などのアメニティがすべて2人分しか用意されていなかったこと。さすがにそこはきちんとしておいてほしかったなぁ、と正直イラッとしましたね"(-""-)"

とはいえ、お願いすればすぐに補充してくれましたし、フロントスタッフさんもきちんとこちらの話を聞いて誠実に対応してくれましたし、プールのスタッフさんも陽気でフレンドリー。わが家的には、「これも海外旅行の醍醐味!」と楽しめる許容範囲で、よき思い出です笑

 

12歳以上の子連れはプラス料金がそこそこかかる

「素敵なところ」で書いた通り、ウェスティングアムはかなり少ないポイント数で宿泊できます。ただ、12歳以上の子ども2人連れて行き、全員でラウンジを利用しようとすると、宿泊のエキストラパーソンチャージ1人70ドル+税、、ラウンジアクセス1人70ドル+税、2人分で280ドル+税必要となります。円安のこのご時世ですから、1泊あたりの追加料金が4万円を超える計算ですからね((((;゚Д゚))))  わが家のようにラウンジアクセスを付けず朝食だけにするとしても、やはりそこそこの追加料金が必要ですね。

そうはいっても、ほかのホテルよりはお得に泊まれるかなと思いますし、ハワイのようなリゾートフィーがないだけまだいいのかな。

 

まとめ

家族でウェスティン リゾート グアムに宿泊して感じた素敵だなと思ったところ、残念だなと思ったところを、率直に殴り書きました笑 

何より、あの景色と立地。それはグアムという場所において、かなりお値打ちの高いものであることは間違いありません。「残念なところ」も書きましたが、どんなホテルもいいところと悪いところがありますし、それをカバーしてあまりある「素敵なところ」があることを読み取っていただければと思います。

まとめますと、立地、リゾート感、景色、便利さは満点、サービスとハード面にはやや難ありだけど、総じてコスパとしてはよいホテルだと思いました。

3時間半で行ける楽園グアム。4年ぶりに行きましたが、新規ホテル建設やリブランドオープンラッシュを迎え、長らく停滞していた時間が動き出していることを感じました。これからますます楽しみですね。