2019年の夏休み、私たち家族はワイキキの中心にある人気リゾート「シェラトン・ワイキキ」に宿泊しました。マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)のプラチナ会員特典のおかげで眺望のよいお部屋にアップグレードされ、ラナイからはダイヤモンドヘッドを一望。最高の景色とともに過ごす2泊は、まさに至福の時間でした。
この記事では、実際に泊まったお部屋の詳細レビューを中心に、アメックス提携カードの無料宿泊特典の活用方法、子連れでの宿泊予約のコツまで、体験を交えてご紹介しています。
これからシェラトン・ワイキキに宿泊予定の方、マリオットの特典活用を検討している方にとっても、参考になる内容になっています。
\マリオットボンヴォイって何?という方はこちらから📝/
- 🏨シェラトン・ワイキキとは
- 🎱すぐにお部屋に入れなくても、ホテル内が楽しい!
- 🌴改装済みのペントハウス・オーシャンフロントにアップグレード!!
- 💳必要ポイントと、無料宿泊特典利用のお得度について
- 📋2025年5月追記:現在でも日程によっては無料宿泊特典+ポイントでの宿泊が可能
- 💰Marriott Bonvoyアメックスの年会費に対するお得度は?
- 👦18歳未満の子どもは添い寝無料!
- 📝 おわりに
🏨シェラトン・ワイキキとは
ワイキキ中心部にあってワイキキビーチに面し、ダイヤモンドヘッドが臨める、まさに「これぞハワイ!」が体感できるホテル。ダニエル・Kイノウエ国際空港からは車で20分ほど。公式サイトはこちら。
世界最大のホテルチェーン、マリオット・インターナショナルが運営するロイヤリティプラグラム『マリオット・ボンヴォイ(Marriott Bonvoy)』参加ホテルです。
🎱すぐにお部屋に入れなくても、ホテル内が楽しい!
私たちが到着したのは14時前後。チェックインカウンターにはかなりの行列ができていましたが、私はマリオット・プラチナ会員なので、マリオット・ボンヴォイ会員専用デスクへ。こちらは行列はなく、すぐにチェックイン手続きをしてもらえました。
チェックイン開始時間は15時だけど、1時間くらいなら早めにお部屋に入らせてもらえるかな?と考えていたのですが、また用意ができていないとのこと。そこで、荷物を預けてホテル内を散策することに。
ロビーフロアにはさまざまなショップが並ぶほか、ビリヤード台やエアホッケー、サッカーゲームなどが置かれていて、自由に遊べます。
子どもたちは初めてのビリヤード。ルールがよくわからないなりに、楽しんでいました。このフロアはオープンエアーになっていて、涼しい風が入ってきてとても心地いいです。ソファやロッキングチェアもたくさんあるので、リゾート気分を味わいながらのんびり過ごすこともできます。
そしてプールやビーチを偵察に。早く泳ぎたい!と子どもたち。
ぶらぶらしているうちにちょうどよい時間になったので、もう一度、フロントの会員専用デスクへ。お部屋の用意ができたということで、無事にキーをゲットしました。
🌴改装済みのペントハウス・オーシャンフロントにアップグレード!!
アサインされたお部屋は、30階のペントハウス・オーシャンフロントとのこと。7月末というベストシーズンのハワイで、こんなによい条件のお部屋に泊まれるなんて、テンションが上がります!
私たちは、2泊のうち1泊はアメックス提携カード継続の無料宿泊特典を利用したので、いちばん下のカテゴリーのシティビューを予約していました。4段階ほどアップグレードしていただいた形です。感謝!!
そして、当時は改装工事が進行中で、一部のお部屋のみ改装されている状況でしたが…。ドアを開けてみると、なんと改装済みのきれいなお部屋でした!! ワイキキは築年数のたった古いホテルが多いなか、お部屋が真新しく改装されているのはとてもうれしいです(追記:2020年に全室改装が完了しています)。
では、さっそくお部屋の様子をご紹介していきます!
ラナイ側からのお部屋の全景。ベッドボード側の壁全面が海のようなイメージのアートになっていて、リゾート感が満載です。そのほかの家具、ベッドなどの調度品、床はすべて明るめでモダンなイメージでまとまっています。
入り口側からの全景。シェラトン・シグネチャー・ベッドというシェラトンブランド向けに独自開発されたベッドの寝心地はとってもよかったです。サイドボードも、何となくリゾート感があって可愛いです。
お部屋の照明を落として、ベッドボードの間接照明でアートな部分をライトアップすることができます。オシャレですね~(*^-^*) 娘が暗がりを怖がるので、ホテルに宿泊するときもいつも一部の照明をつけておくのですが、つけたまま眠るのに眩しくなくてよかったです。
ベッドの反対側にデスク兼チェストと壁掛け式のテレビ。決して広くはないお部屋ですが、色調が明るいうえにとても機能的に作られており、4人でも窮屈さは感じませんでした。
引き出しは大型のものが3段。私はスーツケースの中身はすべて出す派なのですが、家族4人分の衣類はこことクローゼットに充分収まりました。
入り口のほうには、クローゼットと並んで、なんとドレッサーが! これはかなり珍しい気がしますが、朝のメイク時やシャワー後に髪を乾かすときなど、洗面台を占領しなくてすむのでとても助かりました。ミラーにライトが埋め込まれているのもスマートな印象。
お風呂はごく普通のユニットバスですが、水回りもすべて改装されて新しい設備が入っているので、ピカピカで清潔だし、使いやすかったです。トイレはウォシュレット付き。
洗面台も小さいですが、きれいで使いやすかったです。
最後にラナイです。真新しいソファが置かれ、最高のスペースとなっています(*^-^*) 床は室内の水回りと同じで、きれいで清潔感があるのがいいですね~。スリッパで出入りしても気になりません。ここで波の音を聞きながら夜風に吹かれてハワイを感じるのが至福の時間♪
30階のラナイからの眺めがこちら。まさしくオーシャンフロント、そしてダイヤモンドヘッドビュー。ガイドブックで見る【これぞハワイ】な景色がありました。笑
ラナイから身を乗り出して見下ろすと、大人専用(16歳以上)のインフィニティ・エッジ・プールが見えます。朝日の差す時間は、ひときわ海の透明度が上がってきれいです。
2日目の朝に娘に言われて気づいたのですが、じーっと海の中を見ていると、ウミガメが泳いでいるのが見えるんです!! ワイキキビーチ近辺にウミガメがいるとは思ってなかったので、ビックリしました。残念ながら、写真ではわからないですね。
ラナイには、しょっちゅう鳥さんが遊びに来ます。手すりにとまっているのを見つけてそーっとラナイに出てみたのですが、人慣れしているのかまったく動じることなく、堂々としていました。遊びに来てくれるのはいいのですが、落としものには注意ですね…!
💳必要ポイントと、無料宿泊特典利用のお得度について
わが家は今回2泊したうち、1泊はアメックス提携カードの継続による無料宿泊特典、もう1泊は有償宿泊でした。
アメックス提携カードとは、Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(以下、Marriott Bonvoyアメックス)のこと
※当時はSPGアメリカン・エキスプレス・カードという名称でしたが、現在の名称・年会費・特典内容で記載します。
Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードのサービス|クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)
年会費は税込み49,500円と高いのですが(2025年5月現在)、毎年の継続ごとに、マリオット・ボンヴォイ参加ホテル50,000ポイント分の無料宿泊と交換できる特典がもらえます。これにポイントを15,000ポイントまで追加して、65,000ポイントまでの宿泊に充当することも可能です。
私が予約した日程はシェラトン・ワイキキは50,000ポイントでしたので、この無料宿泊特典を使って予約することができました(当時はカテゴリー別にポイントが設定されていました)。
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📋2025年5月追記:現在でも日程によっては無料宿泊特典+ポイントでの宿泊が可能
ハワイでは近年の物価高騰とともに、宿泊費も高騰の一途を辿っています。ポイントもこれに準じて概ね高騰していますが、予約タイミングや宿泊時期によっては、少ないポイント数での予約が可能。
たとえば、2025年5月時点で8月の必要ポイント数を見ると、8月前半は軒並み10万ポイントオーバーですが、後半は5万ポイント台。無料宿泊特典(50,000ポイント相当)に15,000ポイントまでのポイントを足せば泊まれる日程も多数あります。
💰Marriott Bonvoyアメックスの年会費に対するお得度は?
この無料宿泊特典は、税込み49,500円の年会費に対してお得かどうか?を検証したいと思います。
ポイントで予約できるシティビューのお部屋について、一例として2025年8月20日の宿泊料金の例を見てみましょう。
有償予約(キャンセルOKの通常料金)の場合は、上の通り。このうち、リゾート料金52ドルは無料宿泊特典やポイント宿泊でも支払う必要があるので、その分を差し引くと、586.17ドル(1ドル=145円として約85,000円)となります。
一方、ポイント予約の場合は、6,0000ポイント。宿泊特典(50,000ポイント相当=支払いは年会費の税込み49,500円)に10,000ポイントを追加して予約する形になるので、「1ポイント=1円」として計算すると、49,500円+10,000円=約60,000円相当
この1泊だけで、充分に年会費分のもとが取れている計算になりますね。これはアップグレードされなかった場合なので、アップグレードされればさらにお得ということに。
ちなみに、アップグレードされたお部屋の2025年現在の料金を見てみると…。なんと1泊1000ドル超え。リゾート料金を差し引いても、951.86ドル(1ドル=145円として約138,000円)となります。アップグレードされると、かなりお得になることがわかります。
Marriott Bonvoyアメックスは、入会1年目は無料宿泊特典は付きませんが、入会ボーナスポイントとして、通常「入会後3カ月以内に30万円利用すると30,000ポイント」がもらえます(2025年5月現在)。
しかし、アメックスのカードを持っている人から紹介を受けて入会すると、さらに6000ポイント(合計36,000ポイント)がもらえます。
入会を検討している方は、身近なアメックスホルダーの方に紹介してもらい、お得に入会してくださいね。
もしも身近に思い当たる方がいない場合は、私でよければご紹介させていただきますので、お問い合わせフォームにお名前(ニックネームOK)とメールアドレス、「Marriott Bonvoyアメックス紹介コード希望」の旨をご記入のうえお送りください。
👦18歳未満の子どもは添い寝無料!
最後に、シェラトン・ワイキキに子連れで宿泊するときの予約方法について。シェラトン・ワイキキでは、18歳未満の子どもは、エキストラベッドを利用しないかぎり追加料金は必要なく、ほとんどの部屋は添い寝の子どもを含めて1室最大4名まで宿泊可能です。
なので、わが家も小学生2人については、追加料金は必要ありませんでした。
マリオット・ボンヴォイの公式サイトからの予約する場合、子どもの人数を入れると実際は宿泊できる部屋も表示されなくなってしまうホテルが多くあります。なので、子連れ宿泊に関しては、大人2人で予約してから、電話をして子連れであることを伝えるのがベターです。
しかし、シェラトン・ワイキキについては、「大人2名・子ども2名」で検索した場合も、実際に宿泊可能なすべてのお部屋が表示されます。いちいち電話をしなくてよいのは助かりますね! ほかのホテルも、このようになってほしいものですね。
📝 おわりに
改装済みのオーシャンフロントルームでの滞在は、想像以上に快適で、まさに“これぞハワイ!”な絶景とともに、家族との大切な時間を過ごすことができました。子連れでも安心して楽しめる設備やサービスが整っており、また泊まりたいと思えるホテルです。
Marriott Bonvoyアメックスを活用すれば、高騰しがちなハワイの宿泊費を抑えつつ、ラグジュアリーなホテルステイが叶います。とくに家族連れにとっては、子どもが中高生になっても無料で添い寝扱いで宿泊できるのがうれしいところですね。
これから宿泊を検討している方や、マリオット系ホテルを活用した旅行を考えている方の参考になればうれしいです。
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