(写真はマリオット・コオリナ・ビーチクラブ、Marriott Bonvoy公式サイトより)
先日、マリオット・バケーションクラブ(タイムシェア)の東京セールス・ギャラリーで行われている販売説明会に参加しました。
私たちはつい3カ月前にヒルトン・バケーションクラブの販売説明会に参加して、「今のところは、タイムシェアは買わない!」という決断を下したばかりなのですが、性懲りもなくまた参加してしまいました。
理由はですね。マリオット・ボンヴォイ20,000ポイントという特典につられまして…。それに、タイムシェアは夢があってとても魅力的だと思っているので、物件・システム・価格など、"マリオットはどんな感じかな~?"という興味もありました。
そして、実際に参加した説明会の中で、Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)のステータスに関してな驚くよう特典をご提示いただき、とっても惹かれるものがありまして、買わないつもりで行ったのに、正直ヒルトンのときよりもグラングランに揺さぶられてしまいました!!
この記事では、そんな説明会の模様をくわしくお伝えしたいと思います。そして、私たちは買ったのか?はたまた買わなかったのか?その理由は!? などなど、主観ではございますが、思ったところを書いてみようと思うので、お付き合いいただけるとうれしいです。
ただね、資料をもらってくるのを忘れちゃったんですよね…(^-^; 重要な数字は直後にメモしたのでわかるのですが、そのほかに関してはざっくりとしたお話になります。ご了承くださいませ。
- 参加するまでの経緯
- 参加条件
- 東京セールス・ギャラリー
- 販売説明会の雰囲気は
- マリオット・バケーション・クラブ・アジア・パシフィックのシステム
- ポイント価格・年間維持費と支払いイメージ
- クラブポイントの使い方
- 当日即決特典としてマリオットボンヴォイのステータスが!!
- 疑問点を聞いてみた
- 買う?買わない? わが家の結論
参加するまでの経緯
最初は、2月初旬に案内メールが届きました。でも、夫婦そろって参加することが条件です。私は行ってみたかったのですが、少し前に行ったヒルトンの説明会で夫が「疲れたぁ~」と言っていたのを思い出し、このときはスルー。
90~120分で20,000ポイント…。
— こめっと☆彡 (@travel_lover111) 2019年2月6日
ヒルトン行ったばかりだから、さすがに夫に嫌がられるかな( ˊᵕˋ ;) pic.twitter.com/0y4UL2NeAw
ところが3月中旬になって、今度は電話で案内をいただきました。電話で是非にと言われたら、「じゃあ、行ってみようかな!?」という気になり(単純)、夫に確認したら意外にも「いいよ~!」ってことだったので、参加することになりました。
ちなみに、この電話は夫宛にかかってきました。夫は現在ゴールド会員で、マリオット宿泊実績は「ゼロ」です。いつも宿泊は私名義で予約するので。どういう基準で対象者を選んでいるのかはまったくわかりませんが、東京セールスギャラリーでの説明会については、おそらく首都圏在住者を対象にしていると思います。
今のところ、東京セールスギャラリー以外では、沖縄、ハワイ、プーケットなどで宿泊者に向けた説明会を行っているようですね。
さて、この電話のときの参加特典は以下の通りでした。
- 土日祝ならマリオット20,000ポイント、またはJCBギフトカード12,000円分
- 平日ならマリオット25,000ポイント、またはJCBギフトカード8,000円分
平日のほうがお得なのですが、わが家は仕事の都合で土曜日を希望しました。もちろんマリオットのポイントをチョイス。
キッズルームがあるので子連れでの参加も可能ですが、予め人数と年齢を伝えておく必要があります(わが家は小学生ですが、未就学児連れの場合は参加できる回が限られている感じでした)。
参加条件
参加条件は以下の通り。1つ1つ、電話口で確認がありました。
・世帯年収700万円以上
・30才以上75才未満
・既婚の場合は夫婦そろって参加
・過去1年以内にマリオット・バケーションクラブの説明会に参加していない
条件的に問題なければ参加決定となり、 後日メールで参加案内が送付されてきます。
東京セールス・ギャラリー
東京セールス・ギャラリーは六本木の泉ガーデンタワー内にあります。ここ数年はマリオット・バケーションクラブは日本国内での販売説明会は行っておらず、昨年(2018年)にホテルニューオータニの仮設会場で再開、11月に東京セールスギャラリーをオープンしたそうです。
販売説明会の雰囲気は
さて当日。地下駐車場に車を停めてエレベーターで4階へ。有料駐車場ですが、帰りに無料になるチケットを用意してくれます。
4階のフロアに降りた途端に「マリオット・バケーションクラブ販売説明会」というプレートを持った数名の営業さんに「こちらです!」声をかけられ、そのまま説明会場へ。そんなわけで、写真は1枚も撮れませんでした(^-^; ちなみに営業さんはヒルトンのようにアロハシャツではなく、ジャケットでした。
受付では、写真付きの身分証明書の提示が求められます。受付横に小さなキッズルームがあるので、子どもたちはそちらへ。DVDをたくさん用意してくれているようです。
説明会場内は、明るい窓際の細長いエリアに、半個室に仕切られた小さなブースが8つくらい並んでいて、そのうちの1つに案内されました。この日は土曜日だったせいか、ほとんどのブースが埋まっていました。
私たちの担当をしてくれた営業さんは、私たちと同年代の爽やかな男性でした。まずは簡単なアンケートに回答。そして私たちの旅行スタイルや直近の旅行予定についての質問からスタート。GWと夏休みに海外旅行を予定している話をすると、「すごい、よく飛行機が取れましたね!」ってええまぁ、365日前の特典争奪戦を頑張りましたからね…(笑)
そして、自然な流れでマリオット・バケーションクラブの歴史、物件、システム、価格の話に。説明はとてもわかりやすく丁寧で親しみやすく、好感がもてました。
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マリオット・バケーション・クラブ・アジア・パシフィックのシステム
東京ギャラリーで行われているのは、正式にはマリオット・バケーションクラブ・アジア・パシフィックの説明会です。これは、2006年に設立されたシンガポールの会社が提供しているサービスです。
「タイムシェア」というと、本来は特定の不動産(リゾートマンションなど)の所有権を1週間単位で購入することですが、マリオット・バケーションクラブ・アジア・パシフィックの場合は少し違います。
購入するのは特定の不動産の所有権ではなく、利用権(クラブポイント)となります。そして、不動産の所有権であれば永年ですが、この利用権は2056年までの期間限定です。理由は、サービスを開始した2006年から50年間とシンガポールの法律で定められているからだそうです。つまり、2019年時点で購入したとして、利用できるのは残り37年ですね。
例えば今、年に4,000ポイントのプランを購入すると、2056年までの37年間、毎年4000ポイントが付与されます。4,000ポイントプランの販売価格は、2019年3月現在、$64,000($1=110円として約704万円)です(分割払いも可能)。
さらに、毎年、年間維持費(管理費)が必要です。年間維持費は、4,000ポイントのプランでは$1,574($1=110円として約17万円)です。(※価格はすべて2019年3月現在)
では、その4000ポイントで何ができるのでしょうか。いくつかの使い方があるので後でくわしく説明しますが、マリオット・バケーションクラブ・アジア・パシフィックのクラブリゾートでの宿泊に使うのが最もお得です。
クラブリゾートのお部屋のほとんどは、リビングと寝室が分かれていてフルキッチンがついているスタイルで、1ベッドルーム(4名定員)、2ベッドルーム(6名定員)、3ベッドルームなど。ホテルでいうと、スイートルームの広さですね。
施設ごとに、部屋タイプ、眺望、時期、曜日などによって1泊あたりのポイント数が決まっており、1泊から宿泊することができます。
4,000ポイントなら「ハワイ オアフ島のマリオットコオリナビーチクラブのオーシャンビュー2ベッドルームで6~7泊できるくらい」と言われたように記憶していますが、このあたりはポイントの表が手元にないため、間違っていたらすみません。大事なところですよね。大きくは違っていないと思うんですが(^-^;。
もっとくわしく知りたい方は、マコツさん&naoyanstarさんがタッグを組んで展開されているブログ「マイルを貯める方法」に、バンコクのマリオット・バケーションクラブ・エンパイアプレイスのポイント表が掲載されていますのでご覧ください。
私より先に説明会に参加されたnaoyanstarさんには、Twitterで資料の画像を送っていただいたりと、この記事を書くにあたっても大変お世話になりました。ありがとうございました!!
ポイント価格・年間維持費と支払いイメージ
左から、クラブポイント数、ポイント価格($)、年間維持費($)です(2019年3月現在)。
- 15,000ポイント:240,000(約2640万円)、5,901(約65万円)
- 10,000ポイント:160,000(約1760万円)、3,934(約43万円)
- 7,000ポイント:112,000(約1232万円)、2,754(約30万円)
- 5,000ポイント:80,000(約880万円)、1,967(約21万円)
- 4,000ポイント:64,000(約704万円)、1,574(約17万円)
- 2,500ポイント:40,000(約440万円)、983(約10万円)
クラブポイントは、一括または分割払いとなります。分割払いの場合は頭金20%、残金を60回払い(5年間)となります。金利は本来なら15%ほどのところ、今なら(キャンペーン延長につき)0%になるそう。
私たちの場合、まず4,000ポイント、次に2,500ポイントのプランについて説明されました。恐らく、この説明会の参加者の中で、いちばん世帯年収が低い層への説明パターンかと思われます(^-^;。具体的な支払イメージは次のような感じです。
●4,000 ポイントプランの場合
- 購入時に頭金として$12,800(約140万円)
- その後の5年間で月々$854(約9.4万円)×60回払い
- 維持する限りは年間維持費を毎年$1,574(約17万円)
●2,500ポイントプランの場合
- 購入時に頭金として$8,000(約88万円)
- その後の5年間で月々$534(約5.8万円)×60回払い
- 維持する限りは年間維持費を毎年$983(約10万円)
2056年まで毎年ポイントがもらえるとは言っても、わが家の場合は2056年には夫婦そろって80才を超えてしまいますから、最後まで自分たちで使い続けることはできないでしょう。しかし、転売に関しては、2056年の期限まで残り20年、10年と利用期間が少なくなってくると、かなりキビシイと考えられます。
もちろん、子や孫に引き継ぐことはできます(この場合の名義変更は簡単にできる)が、同時に「毎年、年間維持費を払い続ける」ことも引き継ぐことになり、場合によっては負の遺産となる可能性も。
その場合は、年間維持費の支払いをストップすれば、権利を放棄したことになり、契約が終了するそうです。
つまり、購入時点では転売や引き継ぎは視野に入れず、現実的なラインとして自分たちで利用できる期間だけ利用し、その後は権利を放棄するつもりで、その期間で充分にモトが取れるのであれば、購入する価値があると考えるのがよいのではないでしょうか。
担当営業さんによると、「10年でモトがとれますよ!」とのこと。そういわれると、つい計算したくなりますが、4000ポイントの場合、10年間のコストは704万円+10年×17万円=874万円。1年あたり87.4万円となります。10年間同じレベルの旅行(宿泊)をする見通しがあり、それに1年につき約87.4万円以上かかるなら、モトが取れるということになるでしょう。うーん、ちょっと無理がある気がしますね…。
ついでに「25年でモトがとれるか」を計算してみると、4000ポイントの場合、25年間のコストは704万円+25年×17万円=1129万円。1年あたり約45万円となります。
※年間維持費は値上がりする場合があります。いや、きっとするだろう…。
ちなみにポイントは、今年の分を翌年に繰り越したり、翌年の分を今年前借したりすることができます。その際には手数料はかかりません。
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クラブポイントの使い方
クラブポイントは、クラブリゾートで使う場合を含め、4通りの使い方ができるそうなので簡単に説明します。
(写真はマリオット・プーケット・ビーチクラブ、Marriott Bonvoy公式サイトより)
1.クラブリゾートでの宿泊に使う
先ほども書きましたが、最もお得な使い方です。2019年現在、マリオット・バケーションクラブ・アジア・パシフィックには以下の8つのクラブリゾートがあります。
- マリオット・コオリナ・ビーチクラブ(ハワイ・オアフ島)
- マリオット・ワイオハイ・ビーチクラブ(ハワイ・カウアイ島)
- マリオット・バケーションクラブ・エンパイアプレイス(タイ・バンコク)
- マリオット・プーケット・ビーチクラブ(タイ・プーケット)
- マリオット・マイカオ・ビーチ・プーケット(タイ・プーケット)
- マリオット・バリ・ヌサドゥア・ガーデンズ(バリ・ヌサドゥア)
- マリオット・グランドシャトー(アメリカ・ラスベガス)
- マリオット・バケーションクラブ・アット・サーファーズパラダイス(オーストラリア・ゴールドコースト)
またつい最近、これらに加えて、マリオット・バケーションクラブ・インターナショナルやその関連会社が運営するデスティネーション・エクスチェンジ・プログラムというものを利用できるようになり、アメリカ、カリブ海、ヨーロッパにある50以上のクラブリゾートに宿泊できるようになったそうです。
2.マリオット・ボンヴォイポイントに交換
クラブポイントを、マリオット・ボンヴォイポイントに交換して、マリオットグループのホテルの宿泊に使うことができます。レートは1クラブポイント=40マリオット・ボンヴォイポイント。1年分のポイントをすべて交換すると、以下のようになります。
- 4,000ポイント=16万ボンヴォイ・ポイント
- 2500ポイント=10万ボンヴォイ・ポイント
支払った金額からすると、この使い方はあまりお得とはいえないかも。さらに、交換手数料($154)がかかります。
3.エクスプローラーコレクションで利用
クラブポイントをマリオット・ボンヴォイポイントに交換することなく、世界中の約80の対象ホテルで宿泊に使うことができます。くわしいポイント数は聞いていませんが、ボンヴォイポイントに交換するよりはお得度が高いようです。
対象となるホテルは定期的に入れ替わるそうですが、2019年は、日本国内では東京マリオット、沖縄マリオット、軽井沢マリオット、コートヤード新大阪の4つが対象(だったと思います)。
4.インターバル・インターナショナルで利用
世界的なリゾート交換会社のインターバル・インターナショナル社に加盟する世界の3,000近いリゾート施設を利用できます。マリオット以外のリゾートへの宿泊が可能になり、選択肢の幅が広がりますが、別途年会費と交換手数料が必要です。
当日即決特典としてマリオットボンヴォイのステータスが!!
さて、概要の説明から始まり、4000ポイントの提案、2500ポイントの提案と進み、60分以上が経過して、説明会はいよいよクライマックスへ。
お待ちかね、当日即決特典のコーナー!(^o^)/
どんな特典が提案されるのか、ワクワクしますね♪
ヒルトンのときもそうでしたが、営業の方々は「当日一発勝負」という気持ちがとっても強いんですよね。実際、持ち帰って検討した場合はかなり購入率が低いのでしょう。だからこそ、「今、この場で決めてくれたら、こんな特典をつけますよ」という魅力的な条件が提示されます。
また、今回はマリオットですから、マリオット・ボンヴォイポイントや会員ステータスに関する特典がとくに気になるところです。結果として、私たちには以下の条件提示がありました。
(説明会の時期や、担当営業さんの裁量による部分もあり、一律ではない可能性がありますのでご了承ください)
●当日即決4000ポイントプラン
- 分割金利0%(本来、昨年末までのキャンペーンが延長中)
- 2056年までマリオット・ボンヴォイのプラチナ・ステータスを付帯
- 購入分とは別途、1年分相当の4000クラブポイント、または16万マリオット・ボンヴォイポイントをプレゼント
●当日即決2500ポイントプラン
- 分割金利0%(本来、昨年末までのキャンペーンが延長中)
- 2056年までマリオット・ボンヴォイのゴールド・ステータスを付帯
- 購入分とは別途、1年分相当の2500クラブポイントまたは10万マリオット・ボンヴォイポイントをプレゼント
いかがですか!? これはなかなか魅力的ではないでしょうか。
とくに、4000ポイントを購入すると付帯されるプラチナ・ステータスを得るには、本来ならマリオットグループのホテルに年間50泊する必要があり(SPGアメックスを持っていれば実質45泊、プラチナチャレンジなら3カ月で16泊)、しかも期限があるものなので(最長2年?)、維持しようと思うとコストも時間もかかります。さらに、16万ボンヴォイポイント付きとは、何とも魅力的なオファーではないでしょうか。
それに対し、2500ポイントプランはかなり霞んでしまいますね。「マリオット・ゴールドステータスをお付けしますので、SPGアメックスカードは必要なくなりますよ!」と言われましても、どちらがコスパよいか?ということになりますからね(。-∀-)
疑問点を聞いてみた
さて、いくつか疑問点がありましたので聞いてみました。
・クラブリゾート宿泊時には、マリオット・ボンヴォイのステータスによる特典はあるのか?
マリオットグループのホテルに宿泊した際は、プラチナ会員なら部屋のアップグレード、クラブラウンジの利用(朝食含む)、午後4時までのレイトチェックアウトなどの特典が付きます。ゴールド会員なら部屋のアップグレード、14時までのレイトチェックアウト。
しかし、クラブリゾート宿泊時には、このようなステータス特典は関係なくなるそうです。つまり、プラチナ会員でも朝食はつきませんし、規定通りのチェックアウトとなります。
・一般のタイムシェアのように制限がなくても会員数を適切に管理できるのか?
ヒルトン・バケーションクラブなどの所有権を購入するタイムシェアは、1年間(52週)のうちの1週間分の所有権を購入します。つまり、「1部屋につき52組のオーナー」という物理的でわかりやすい制限が設けられています。
しかし、マリオット・バケーションクラブは、所有権を伴わない利用権としてのポイントを購入します。これ、下手したらマリオット側が売りたいだけ売れちゃうのでは…?という素朴な疑問。
これに対しては、「公開はしていないが、一定の制限を設けている」とのこと。「現状、ヒルトンよりも1部屋当たりの会員数はずっと少なく、利用しやすいんですよ~」とのことでしたが、これが残りの期間中ずっと続くということに対する説得力がある回答ではなかったように思います。
・2056年以降は、クラブリゾートの施設はどうなるのか?
クラブリゾートの利用期限は2056年とのことでしたが、その後はどうなる? マリオットが違う形で運営?または売却?または取り壊し?について聞いてみました。
これはつまり、利用期限が近付いて来たら恐らく会員数が少なくなるでしょうし、維持管理予算も少なくなり、施設の利用価値が下がらないか? 維持管理・修繕などが適切に行われるのか? という意図の質問でした。
しかし、「2056年で終了ということしか決まっていない、2056年まで責任をもってサービスを提供するし、追加で修繕費などが徴収されることはない」とのざっくりとしたお答えでした。たしかにそのようにしか答えようがないのかな、とは思いますが。
買う?買わない? わが家の結論
同じ話を聞き、同じ条件を提示されても、どの程度の魅力を感じるかは人それぞれだと思います。とくに、旅行スタイル(頻度、滞在日数、訪問地、目的、同行者…)によるところは大きいと思います。また、経済的な事情も人それぞれ。なので、ここから先はわが家の旅行スタイルや状況と照らし合わせて考えた、わが家の結論となります。
所有権でなく、利用権というのは手軽でいいかも
マリオット・バケーションクラブは、タイムシェアとはいっても、不動産登記の必要がありません。わが家はこれまで不動産(自宅)を2回購入し、買い替えも経験していますが、いやもう不動産ってめちゃくちゃ手続きが大変ですよね。
不動産の所有権ではないので資産価値は低く、投資目的にはまったく向きませんが、その分(ほかのタイムシェアに比べて)価格も抑えられていることを考えると、"自分たちで使い倒す"という目的なら、手軽でいいかも?と思いました。
子どもが成長すると1BRや2BRが理想的
わが家は基本的に家族旅行を前提としていて、現在、子どもは11才と7才なのですが、そろそろホテルの「添い寝」問題が深刻化しています。
添い寝可能年齢はホテルによって異なりますが、今はまだ探せば大人2人に対して子ども2人を添い寝扱いにできるか、エキストラベッドを1台入れて対応してもらえるところが見つかるので、1部屋で宿泊することができます。
しかし、添い寝可能年齢は11才までという場合が圧倒的に多いのです(アメリカなどで17才まで添い寝OKの場合もありますが)。
そうなると、今後は初めから定員が3~4人の部屋を予約する(マリオットだとポイント宿泊は不可のケースが圧倒的に多い)、または定員2人の部屋を2部屋予約する(可能ならコネクティングルーム)などの可能性を探る必要が出てきます。このいずれにしても、宿泊代は今より高くなるのは間違いありません。
そう考えると、タイムシェアの1ベッドルーム、2ベッドルームという部屋のスタイルは、広さ的にも、使い勝手的にも、理想的なのです。毎回、同じような広さのホテルの部屋をとることを考えたら、タイムシェアという選択肢もありかな?と思えてきます。
マリオットプラチナがついてくるのはお得!
これは4000ポイントのプランになりますが、マリオット・ボンヴォイのプラチナステータスが付帯するのは、やはりとっても魅力的です。通常、プラチナステータスは、どのような形で取得した場合にも期限があります。
この恩恵が無期限で付帯するサービスがないものか…!?というのは、マリオットファンの切なる願いではないでしょうか。それが、本当にあったのですから、迷いますよねええええ。
とはいえ、クラブリゾート泊ではステータスは無意味
でもねでもね。ちょっと待って。クラブリゾートのポイントを購入したら、クラブリゾートを利用するのが圧倒的にお得なのです。そして1ベッドルーム、2ベッドルームに魅力と感じて購入するなら、きっとクラブリゾートに宿泊するでしょう。そうなると、え?プラチナステータスは無意味…!?となるわけです。
うん、ここでだいぶ冷静になりました(笑)
(クラブポイントをボンヴォイ・ポイントに交換したり、エクスプローラーコレクションで利用することは可能ですが、両立はできないという意味です)
さらに、ラウンジ・朝食も子どもたちの料金が必要に
これも仕方がないことですが、プラチナステータスで得られるラウンジ利用や朝食は、基本的に大人2名分となっています。現在、小学生の子ども2人を同伴して宿泊する場合は、ホテルによって、子どものラウンジ利用&朝食代は一切必要ないケース、子どもの朝食代だけ必要なケース、ラウンジ利用料だけ必要なケースなどさまざまです。
これも、今のところ小学生だから大した金額ではありませんが、中学生になったら大人料金が必要になります。しかも、ラウンジの大人1人あたりの利用料って、かなりお高かったりします。そうすると、家族でラウンジを利用するかどうかがけっこう微妙になってくるかな?という気がしないでもない。
とはいえ、これも子どもたちが旅行についてくる間にかぎった話だし、今後は旅行のスタイルも夫婦2人、私と子どものどちらか1人など、さまざまな形が考えられると思うのですがね。
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総合的に考えた結果
もうおわかりかと思いますが(最初からわかってた?)、総合的に考えた結論は、「買いませんごめんなさいごめんなさいすみません」ということで、担当営業さんの気落ちた笑顔に申し訳なさを感じつつ、会場をあとにしました。
えっと、本当のことを言うと、お金ありません! というか、わが家は貯金はすべて目的別にしているので、急に140万や80万の頭金をポンと出すことはできないのですよ~(知らんがな)。
でも、とっても勉強になりました。そして魅力もよくわかりました。貯金に余裕ができて、(価格がもっと手頃になって、ステータス特典も変わらなかったら)、購入を検討するかもしれません。
※ステータスの付帯はあくまでも現時点での特典であり、永続するものではないようです。
メールや電話で案内が来ていなくても、マリオット・バケーションクラブ・アジア・パシフィックの販売説明会にご興味のある方は、こちらへご連絡してみてはいかがでしょうか。
また、JALバケーションズから申し込むと、特典としてJAL4000マイルがもらえるようです。こちらの記事に、東京ギャラリーの写真がたくさん出ていますのでご参考まで。
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