2021年の年末に、家族4人で都内の2つのホテルに宿泊しました。1泊目は、ホテル インターコンチネンタル東京ベイ。お部屋とラウンジの紹介記事はこちらです。
続きまして2泊目は、東京エディション虎ノ門に宿泊。オープン以来、私がずっと心を奪われ、行きたくて仕方がなかったホテルです。これまでも何度か予約をしてはキャンセルが続いていたのですが、今回、ようやく念願叶って宿泊することができました。
- 31階のフロントでチェックイン
- 3人目の料金と小学生の扱い
- スペシャルなプランをベストレート価格で予約
- シンプルで斬新。スーペリアスイートのお部屋
- スタイリッシュで快適なウエットエリア
- ミニバーは場所的に使いにくいかも?
- 東京の夜景を一望
- ルームサービスの夕食
このホテルのどこにそれほど惹かれたのかと言いますと。私はどちらかというと、都会的な高級感溢れるホテル(緊張する)よりも、自然を身近に感じられてリラックスできるホテルが好きなのですが、東京エディション虎ノ門の公式サイトを見ると……。
なんだこれ! 植物がいっぱい! 虎ノ門なのに!
フロアいっぱいの植物。明らかに今までの日本の都心のラグジュアリーホテルとはコンセプトが違う。これは、アーバンなのにリゾート! 緊張より癒し! 行かなきゃ。と感じたのです。
で、実際に行ってみまして、本当にステキな癒しの空間が広がっていました♪ それをこのブログで皆さんにあますことなくお伝えしたい。
このホテルは、よく紹介されているように「“ブティックホテル”の仕掛け人であるイアン・シュレーガー氏と建築家の隈研吾氏がタッグを組んで誕生したホテル」だそう。ですが、恥ずかしながらこのお2人に関する予備知識もあまり持ち合わせていないので、私なりに感じたことをそのままご紹介します(まあいつも通りです笑)。
また、今回は朝食、アフタヌーンティ、ホテルクレジット、そして限定ギフトまでついた“Earn Eat Enjoy EXTRA BONUS points per stay”というプランを利用して、大満足な時間を過ごすことができました。さらにベストレート保証のおかげでお得に宿泊できましたので、そのこともくわしくご紹介したいと思います。
31階のフロントでチェックイン
この日は1泊目のホテルをチェックアウトしたあと、劇団四季の『ライオンキング』を鑑賞し、感動の余韻に浸りつつ17時頃に到着。
東京エディション虎ノ門は、虎ノ門の再開発エリアに誕生した東京ワールドゲートの31~36階にあります。地下のパーキングに車を停め、1階にあるホテル利用者用の入口へ。年末の時期だったので、立派な門松が飾られていました。
ここを入るとすぐにスタッフの方が待機していて、検温と消毒、予約名前の確認がありました。そして奥のエレベーターで、フロントのある31階へと上がります。
31階に到着し、進むと公式サイトで見たあの光景が!
おお~、すごい。素敵。写真で見て憧れていた、ヤシのような大きな植物がたくさんあるのはフロント前のRobby Bar。天井が高く、広い空間です。バータイムとあって、大人の雰囲気。
1階で名前の確認があったので、すぐにチェックインかと思いきや、この日はかなり混みあっているとのこと。奥のBlue Roomというレストランエリアの席に案内され、待つことに。そして、チェックインに案内されたのは……なんと1時間後でした! コロナ禍の繁忙期とあり、ホテルのほうも人手の確保が大変なのでしょうね。
Blue roomから見える東京タワー。エディションに来たー!!感(*^^*)
3人目の料金と小学生の扱い
さて、チェックインを終え、アサインされたのは予約通りのスーペリアスイート(70㎡)。なぜこのお部屋を選んだかというと、念願叶ってのエディションステイなので、広めのお部屋でのんびり過ごしたかったから。もうね、子どもが中2と小4なので、スタンダードなお部屋だと「のんびりステイ」って感じじゃなくなっちゃうんですよね~(贅沢)。
ちなみに、このホテルでは中学生以上が大人扱いとなります。なので、中2息子は3人目の追加料金として12,000円(税サ込15,180円)、小4娘は添い寝扱いで無料となりました。このホテルのお部屋はマックス定員3名なので、娘が中学生になったら家族で一部屋には泊まれないですね (´Д⊂グスン。
スペシャルなプランをベストレート価格で予約
今回、公式サイトから予約できる“Earn Eat Enjoy EXTRA BONUS points per stay”というプランで予約していました。かなりスペシャル感のある内容で、下記のものが含まれています。
- 大人2人分の朝食
- 大人2人分のアフタヌーンティー
- ホテルクレジット(スイートは15000円分、それ以外は8000円分)
- ボーナスポイント10,000ポイント
- エディション限定ギフト
これだけ付いて、繁忙期のスーペリアスイート宿泊で、一体おいくらだったのかと言いますと。
ベストレート保証(公式サイトからの予約後24時間以内に、ほかの予約サイトで同じ条件のプランがより安い料金で販売されているのを見つけた場合、その旨を申請するとその料金の25%割引になる)に成功しまして! このプランの大人2名分の料金がもともと90,000円だったのが、なんと66,151円になりました(∩´∀`)∩
また、3人目の朝食とアフタヌーンティは別途個別に必要だと思っていたら、予約後にホテルからお電話をいただき、両方で6000円でご用意いただけるとのこと! これはうれしい♪ なので、下記の料金となりました。
- 大人2人分の同プラン宿泊料(BRG後)66,151円
- 3人目の朝食+アフタヌーンティ 6000円
- 3人目の宿泊料 12000円
合計84,151円。これに消費税・サービス料・宿泊税(400円)がのっかって、最終的に106,849円の支払いでした。
1泊で10万円オーバーは庶民のわが家としてはドキドキする金額であることはたしかですが、15,000円分のクレジット(これでルームサービスの夕食とキッズアフタヌーンティーをいただきました)、10,000ボーナスポイント、朝食(通常6,300円)3人分、アフタヌーンティ(通常7,000~8,000円)3人分、エディションギフト、のすべて込み料金。
そして別途、宿泊ポイントは10,768ポイントつきました(ゴールドエリートです)し、さらに、SPGアメックスのキャンペーンで10,000円のキャッシュバックもゲット。
と、もろもろ考え合わせると、ん~~、え!? 思ってた以上にお得だったかも!?笑
シンプルで斬新。スーペリアスイートのお部屋
さて、それではお部屋の紹介です。スーペリアスイートは、ドアを開けるとすぐに長めの廊下があり、その奥にリビングルームがあります。色はほぼ白。ピシッとした無色の白、そして天然の木。そこに、夜は暖色系の照明の色と影が入り込んで、落ち着いた雰囲気に。
4人で過ごすうえでは、やっぱり独立したリビングルームがあると快適です✨ 食事も無理なくできましたし、子どもたちが寝てからゆったり過ごす場所があるのもありがたいです。
テーブルに置かれた胡蝶蘭が目を引き、文字通り華を添えています。白い部屋に白い胡蝶蘭というのが斬新さを醸し出しているのかなぁ。なんだろう、テーブルの上に一輪挿しとかではなくて鉢植えって珍しいですよね?(もちろんいやな気持ちはしません)
あと、真ん中に置かれた金色?の大きなお皿?飾り?はなんだろう?と帰るまでずっと思ってました。が、このお皿と、壁のアート(と胡蝶蘭)で少し和というかオリエンタルなテイストを醸し出しているなぁと思いました。
それから、ウエルカムスイーツが。あれ?上の写真では3つ写ってるのに、下の写真では2つ。バスルームの写真を撮って戻ったら、もう1つもなかったです。怪奇現象……。えーん( ;∀;)
リビングのテレビがある壁を隔てて、ベッドルーム。予約するときにお部屋の写真で見た、エディションっぽさを醸し出してるベッドの上のアレ、存在感がすごい(笑)。ピシッとしたシーツに、無造作にシワをつくる。斬新。このシワの作り方にもハウツーがあるのかなーとか考えてしまいました。これはかなり重くて、意外にズルっと落ちますので、実用的なものではなく観賞用ですね(笑)
窓側にエキストラベッドが入っていました。エキストラベッドはつねに息子の寝場所となりますが、これはマットレスがわりとしっかりしていてかなり寝心地がよかったようです。
あと、床が全面カーペット敷きではなくてフローリングなのがいいですね。フローリングにカーペットは、なんとなく清潔感があって、居心地よくて好きです。最近のラグジュアリーホテルはこのスタイルが多いですかね? リッツ・カールトン日光やHOTEL THE MITSUI KYOTOもこんな感じですね。
リッツ・カールトン日光のお部屋紹介はこちらの記事をどうぞ。
ベッドルームにも、壁掛け式の大型テレビがあります。子どもたちはこちらでswitchを楽しんでいました。ワークスペースとしても使いやすそうな、素敵なデスクもあります。家具や建具に木がたくさん使われているのが心地よいです。
ベッドルームの収納。収納力はたっぷりなのですが、エキストラベッドを入れたせいかベッドとの間が狭くて、扉を開けたまま通れないのがやや難。おそらく1~2人での宿泊なら大丈夫だと思うのですが、わが家は4人だったので、子どもたちがパジャマをとりに来たり脱いだ服を置きに来たりするのに開けたり閉めたりと、ちょっと不自由な感じがしました(^-^;
お部屋は36階スーペリアスイート✨テーブルに胡蝶蘭が😳噂の毛布や部屋に入ると自動で開くカーテンも実際に見れて満足!笑
— こめっと💫 (@travel_lover111) 2021年12月30日
とても素敵で落ち着いていて斬新な感じ、だけどデザイン優先のあまり機能面が二の次になってる部分も、なきにしもあらず? pic.twitter.com/f08ZVZbikB
隣にもう1つ収納があり、バスローブが入っていました。噂通り、めちゃくちゃ肌触りがよくてふわっふわ。バスソルトのお風呂で癒されたあと、このバスローブに包まれると幸せな気持ちになります♪ 娘も気に入って着ていました。ただ、長く着てると暑いです。
スタイリッシュで快適なウエットエリア
ベッドルームに隣接して、広々としたウエットエリアがあります。洗面室とバスルームが一体になったスタイル。ここも、白くてピシッとしていて、シンプルかつ美しい空間となっています。
洗面台の左手に可愛い形のバスタブ。これはテンション上がる♪
台の上にあるのはバスソルト。ホテルを入ったときと同じ、エディションオリジナルのブラックティーの香り。癒されます。
洗面台の右手に、トイレ。トイレはリビングと出入口の間の通路にもあるので、4人でも不都合ありませんでした。
トイレと並んでシャワーブースがありますが、全体の写真を撮り忘れてしまいました。シャワーのカラン(?)もシンプルでスタイリッシュ。
こちらは、出入り口とリビングルームの間にあるもう1つのトイレ。こちらも広々としています。洗面台の下側に間接照明というのがこだわりを感じますね。
ミニバーは場所的に使いにくいかも?
出入口周りの全体像を撮り忘れてしまったのですが、入ってすぐにミニバーがあります。日本茶の茶器と、箱に入っているのは日本茶のティーバッグ。奥に8本並んでいるのはお水です。
下の扉を開けると、1段目にはグラスとカップ&ソーサ―、2段目に電気ケトルと有料のスナック類、紅茶(HARNEY&SONS)のティバッグが入っていました。
上の扉を開けると、ガラス扉の冷蔵庫がありました。中には飲み物がたくさん入っているので、持ってきたものを入れられるスペースは少ないです。アルコールもソフトドリンクもいろいろな種類が入っていて楽しそうですが、かなり高額です…(*_*)
コンパクトにまとまっていて必要充分な内容ではありますが、個人的には、ミニバーはもう少しお部屋に近いところにあるほうが使い勝手がいいかなぁ?と思いました。
東京の夜景を一望
お部屋に入ったときにはすでに暗かったのですが、外を見るとこんな感じ。
めちゃくちゃThe Okuraビューでした笑。スーペリアスイートにも、東京タワーが見えるお部屋と見えないお部屋があるようで、残念ながら私たちは見えないお部屋でした。
右側に目を向けると、絶賛再開発中の虎ノ門エリアを一望できます。すごい、ビルってこうやってできるんですね…。あ、東京タワーは見えないけどスカイツリーが見えました。
ルームサービスの夕食
今回のプランには15000円分のホテルクレジットが付いているので、夕食はルームサービスでいただくことにしました。メニューは、テレビの画面に表示されるQRコードから見ることができます。
お部屋の照明の関係で写真の色味があまりよくないですが、お料理はどれもとても美味しかったです。
このホテルのお部屋や追加ベッド代、レストラン、ミニバーなどの価格に対して、ルームサービスは全体にリーズナブルな設定じゃないかな?と思いました。
プランにホテルクレジットが1.5万円分付いていたので、夕食はルームサービスで。わが家のチョイスが庶民的なものに偏ってるとはいえ、4人分のお料理のオーダーで1.5万いかず💦意外とリーズナブル? パスタもしっかりボリュームがあり、おなかいっぱいに。4枚目のボロネーゼははキッズメニュー。 pic.twitter.com/NyGmgXq03E
— こめっと💫 (@travel_lover111) 2021年12月30日
翌日のBlue Roomでの朝食、Robby Barでのアフタヌーンティについては、次の記事でご紹介します。