2021年の年末に、都内の2つのホテルに１泊ずつして、ゆっくり過ごしてきました。どちらもとても満足な宿泊ができたので、ご紹介したいと思います。１泊目に宿泊したのはホテルインターコンチネンタル東京ベイ。お部屋についてはこちらの記事をどうぞ。
私たちが宿泊したエグゼクティブフロア14階のお部屋には、2021年3月にオープンしたばかりの和（NAGOMI）ラウンジへのアクセス権が付いています。このホテルでは14・15・18・19階がエグゼクティブフロアに該当するのですが、和（NAGOMI）ラウンジアクセス権がついているのは14・15階のみ。
なお、ホテル最上位のお部屋カテゴリはクラブインターコンチネンタルフロア（20～24階）で、このカテゴリのお部屋に宿泊するとクラブインターコンチネンタルラウンジにて、アフタヌーンティーやクラブディナーを含む本格的なラウンジサービスを受けることができます。
ということは、和ラウンジはホテルとしては2番手的な位置づけで、ちょっとしたサービスが受けられる程度なのかな？ と最初は思っていたのですが、そんなことはぜんぜんありませんでした！ カクテルタイムは混雑していたもののラウンジとしては充分な内容でしたし、朝食は１つ１つのお料理にこだわりを感じる和朝食のセットメニューで、とても美味しくて満足度が高かったです。
お部屋紹介の記事にも書きましたが、今回は繁忙期にもかかわらず、このラウンジアクセスが付いて2名1室19,390円（税サ込）というお値段で宿泊できてしまったので、本当にお得に優雅なホテルステイを楽しめたと思います。
和モダンで落ち着いた雰囲気のラウンジ
和ラウンジは、3階にあります。営業時間は8:00～19:30で、私たちが訪問した2021年年末の運用は下記の通り。
- 8:00～11:00 朝食
- 14:00～16:00 ウエルカムタイム（ウエルカムスイーツ提供）
- 17:30～19:30 カクテルタイム
上記以外の時間帯は、日本茶・コーヒー・ソフトドリンクのみのドリンクサービスとなります。ふだんはチェックイン・チェックアウトも行っているようですが、コロナ禍対応のためか、1階フロントで行うようになっていました。
この日、シェフズライブキッチンのランチブッフェを堪能したわが家。いったんお出かけをしてホテルに戻ってチェックインしたものの、まったくおなかが空いておらず……。和ラウンジのウエルカムタイムは利用を見送ってしまいました。いただいた案内の紙に「パティシエ監修のスイーツ」と書いてあったので、市販品ではなくホテルメイドなのですね。どんなスイーツだったのか、ちょっと気になります。
さて、17:30～のカクテルタイムには、私はもちろん行く気満々。ところが、家族が夕方になっても「まだそんなにおなかすかない～」と（ランチどんだけ食べたんだよぅ笑）。結局、後半に参戦しようと18:30頃に行きました。
和ラウンジの入り口は、3階にひっそりとあります。案内板があるだけなので、ここがラウンジとは気付かない感じです。
入っていくと、素敵なお着物姿のスタッフさんがお部屋番号を確認し、席へ案内してくださいます（下の写真は公式サイトより）。なんだか和食のお店に来たような雰囲気。
特定のフロア宿泊者限定のラウンジということで、あまり混雑しないかな？と思っていましたが、繁忙期のためか、予想より混雑していました。私たちが行ったときはほぼ満席で、かろうじて空いていた最後の4人席に案内してくださいました。
下の写真は帰り際、人が少なくなってから撮影。写真左側の木で仕切られた壁の向こう側にフードやドリンクが置いてあるカウンターがあります。
しかし、利用者数に対してフード類の提供が間に合っていなかったため、そのお部屋の中は始終人が多く、スペースもあまり広くないので写真はほとんど撮れませんでした（意外と気が小さいのです笑）。
ラウンジ内はオープンなスペースではなく、壁や柱で仕切られいくつかのお部屋に分かれたような造りになっています。
内装はかなりシンプルでモダンな感じ。和ラウンジとはいっても、“和”に寄せ過ぎた感じではなく、ほどよく和が取り入れられた落ち着いた雰囲気です。コロンとしたかわいいフォルムのソファ席もありました。ソファ席だけど、テーブルが高めなので使いやすそう。
こちらは朝食時に撮ったもの。大きな窓から光が入ってとても明るく、夜とは雰囲気がだいぶ違います。3階ですが、窓の外には植え込みが。
東京湾ビューなのですが、目の前に竹芝の旅客ターミナルの建物？があるため、あまり眺めはよくないです。
さりげなく“和”に寄せたカクテルタイム
では、カクテルタイムのご紹介です。すでに書きましたが、私たちが行ったときには利用者が多く、お料理の提供が追い付いていない感じで、ブッフェ台はほとんどのお皿が空っぽ(^-^; カウンター前で待っている方も数名いました。
なので、とりあえずドリンクをいただきつつ、何度か様子を見に行って、タイミングよく出てきたフードをとって戻るスタイルに。私たちはブッフェ台からいちばん遠いお部屋の席だったこともあり、お料理が出てきたタイミングも見えないので、ちょっと面倒ではありました。
ドリンクは、このときは緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置が出ていないタイミングだったので、アルコールも提供されていました。ビール、赤・白ワイン、日本酒、焼酎、オリジナルカクテルなど。写真が撮れておらずすみません(^-^;
それでは、一応ブッフェ台でかろうじて撮影できたフード類を。
・ハム、ソフトサラミ、スモークサーモン
・照り焼きチキントルティーヤ
ポークとソーセージの和風ポトフ。
- 公式サイトにのっているそのほかのメニューは下記の通り。
- ・ドライスナック（ナッツ・サーモンジャーキー・サラミ）
- ・各種チーズ・バケット
- ・オリーブ
- ・小海老とブロッコリーのサラダ
- ・ゴボウのクリームスープ
- ・チョコレート
- ・マカロン
- ・マドレーヌ
- ・抹茶ケーキ
このリストにあるものは、私たちの利用時もすべて用意されていたと思います。逆にリストになくて用意されていたものは、肉まんとロールケーキ、かな。
それでは、いただきまーす。
ゆっくり食べながら何度かウロウロ取りに行くと、それなりの量を確保できます笑 肉まんを１つ食べて気に入った娘が「もう１つ食べたい！」と言って何度か取りに行ったものの、タイミングが合わず。何度か手ぶらで戻ってきたのですが、その様子に気付いたスタッフさんが、「今！肉まん出ました!!」とこっそり教えに来てくれました笑 優しい。
日本茶はルピシアのティーバッグ4種類。これはとってもうれしい♪
こちらの「白桃煎茶」は日本茶なのにとってもフルーティーで、本当に桃のようなとてもよい香りがしました。和ハーブティ？みたいな、初めての感覚。美味しかったです。
スイーツも、日本茶にもコーヒーにもよく合うセレクトとなっています。小ぶりのマカロンがとても可愛くて美味しくて子どもたちも絶賛。ですが、提供されたそばからなくなってしまうので、なかなかタイミングを合わせるのが難しく、息子はマカロンを取るつもりで席を立っては、毎回ロールケーキを持ち帰ってきて笑えました笑
そんな感じでゆっくり過ごしていたら、結局おなかいっぱいに。足りなければルームサービスを利用するつもりでしたが、お昼がブッフェだったこともあり、皆、充分に満足できたので、この日はこれが夕食代わりとなりました。でも、普通にお腹が空いている日だったら物足りないかな？と思います。
１つ１つがとても美味しくバランスのよい和朝食
とても楽しみにしていた朝ごはん。和ラウンジのオープンは8:00なので、朝食スタートはも早くて8:00。チェックインの際に希望の時間を聞かれたので、8:00でお願いしました。
時間ちょうどに行くと、一番での入室。席は確保されているので、繁忙期でも朝食のために並んだり待ったりすることがないのはうれしいです。席には、お品書きが。温泉旅館の朝食みたい。期待感が高まります(^^♪
1人分ずつ、トレーにのったお料理が運ばれてきました。いかにもヘルシーなビーツとアサイーのスムージーに始まり、彩よいお料理が可愛らしく重箱に詰まっていて見た目も華やか。また、冷たいものと温かいもの、さまざまな素材・味付け・食感のものが少しずつバランスよく入っていて、箸を進めるたびに驚きがあり、１つ１つのお料理へのこだわりを感じました。
全体としてもバランスがよく、量もほどよく、デザートのパンナコッタに至るまですべてがとても美味しくて完食しました。
栃木の農場から直送という温野菜も、１つ１つスチーマー？で提供されてるのがいい感じ。
またしても白桃煎茶をいただきました笑
ホテル宿泊の際には朝食ブッフェをいただくことが多いですが、このような和食のセットメニューもとてもよいですね。栄養バランスよく、適量を食べられて、体重にもやさしい笑 ぜひ再訪したいと感じた朝食でした(*^^*)
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