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ママとして陸マイルをためる日々のあれこれを綴ります

災害対策、どうしてますか? ちょっと意識が高めなわが家の備蓄法とおすすめ商品を紹介します

 

もしも今、何らかの災害により広範囲に影響が生じて、ライフラインや物流が止まってしまったら。電気、ガス、水道が使えない、お店に物がほとんどない状態になったとしたら、あなたの家族は、自宅にあるものでどれくらいの間生活できますか?

 

6月18日、大阪府北部を震源として、最大震度6弱の地震が起きました。この地震をきっかけに、災害対策を見直そうと思った方は多いのではないでしょうか。でも、大きな災害が起きるたびに「備えなくちゃ」と思いつつ、なかなか実行にうつせないという方も多いのではないでしょうか。わかります。私も以前はそうでした。

でも、東日本大震災を経験してからは、いざというときに家族を守れるように、家庭内の備蓄(ストック)を実践するようになりました。そして、あれから7年たった今、自分にとって備蓄はすっかり当たり前のことになりました。

この記事では、私が日頃から行っている備蓄について、その方法とおすすめの商品をご紹介します。「ほかのおうちではどんなふうに備蓄をしているのかな?」と思っている方に、一例として参考にしていただければ幸いです。

 

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↑わが家の備蓄の一部です。

 

 

 

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災害が起きてからでは、必要なものは手に入らない

東日本大震災が起きたとき、息子は3才、私は娘を妊娠中でした。夫と私は都内の職場にいたので、ほかの多くの方と同じように当日は帰宅難民になりました。

翌朝、電車が動いてすぐに帰宅し、ママ友に預かってもらっていた息子を迎えに行ってホッとしたのもつかの間、水道が使えなくなったり、計画停電の話が出たりと大混乱。子どもがいるのに水道や電気が使えない!? それは大変。急いで思いつくものをリストアップして、ホームセンターやスーパーに買い出しに行きました。

でもですね、この状況になると、みーんな考えることは同じです。ほしいものも同じです。そして、お店の在庫には限りがあります。私たちが行ったときには、ほしいものはほとんど売り切れていて手に入りませんでした。さらにその後も、流通がストップし、全国的な需要も高まった影響で、品薄状態が続きました。

これは、とっても困ります。子どもがいると、なおさら不安が募ります。

このときの経験から、それまで「必要なものは必要なときに買えばいい」と思っていた私の意識は、ガラリと変わりました。災害が起きてからでは、災害時に必要なものは手に入りません。災害はいつ起きるかわかりませんから、日頃から用意しておくしかないのです。

 

無理なく続けられるのがローリングストック

災害というと、皆さんはどのような状況を想定しますか? 地震をはじめ、津波・台風・洪水・土砂崩れ・噴火など、いろんな状況が考えられます。お住い・お勤めの地域で、起こりうる災害にはどんなものがあるでしょうか。自治体のハザードマップで、自宅や勤務先のリスクについて確認しておきましょう。

わが家の場合は、条件的に、自宅を出て避難生活を送ることになる可能性は低いと思っています。しかし、自宅にいながらライフラインが絶たれたり、水・食料や生活必需品が手に入らなくなる状況は大いにあり得ます。

そういう想定のもと、自宅で被災生活を送ることになった場合に、家族4人が最低でも1週間ほどは困らないだけの備蓄をすることにしました。

 

最初は、“いかにも非常食”というものを買いました。しかし、これは続かないなと思いました。防災用品・非常食としてまとめて買ってしまい込んだら、補充が行き届きにくくなるからです。

そして、私は食べものを捨てることに抵抗があるので何とか賞味期限が切れる前に消費したいのですが、ふだんの生活の中で“いかにも非常食”というものを食べるのは、けっこう苦痛です。しかも4人分ってかなりの量なんですよね…。

そんなとき、日常遣いのものをつねに余分に買っておいて、使った分だけ補充するという備蓄法を知りました。「ローリングストック」というやつです。これは、かなり無理なく自然に続けられます。

わが家では「だいたい1週間分の備蓄」を目安にしていますが、きっちり計算しているわけではなく、災害時の使用量をざっくりと想定し、つねにその量以上のストックを確保しながら、古いものから使い、新しいものを補充しているだけです。

今は、ある程度の量をストックしながら消費・補充することがすっかり習慣になりました。つねにストックがあるので日常生活で必要なものをうっかり切らすこともありませんし、「今すぐ何かが起こっても大丈夫」という状況であることに、安心感を覚えます。

 

同じくローリングストックを実践されている、moonbow(id:moonbow5)さんが以前書かれた記事も、とっても参考になるのでオススメです!

 

わが家がストックしているものをご紹介

それでは、大人2人+小学生2人のわが家が、現在、つねにローリングストックしているものを紹介します。

 

私はロハコ(LOHACO)のヘビーユーザーなので、ロハコウォーターを常備しています。ロハコウォーターは1ケースにつき2リットル×5本入り。1回の注文につき2ケースまでしか購入できないので、毎回2ケース購入します。これで、わが家の場合はつねに8~10ケースが家にある状況になります。つまり、備蓄量は約80~100リットル。

 

ロハコウォーター(LOHACO Water)2.0L 1箱(5本入り)

↓下の画像をクリックするとロハコのサイトにジャンプします

 

水は重いので、自宅に届けてもらえるのが本当に助かります。注文の翌日~翌々日に届くし、1本当たり68.6円と価格もお手頃。ほかの日用品と一緒に買うと(1900円以上で)送料無料になります。届いたら、新しいものが奥になるようにパントリーに収納し、手前から使っていきます。

水はとにかく大事。飲むだけでなく、調理にも欠かせません。一般に、1人につき1日3リットルが目安といわれるので、ほかのペットボトル商品でもウォーターサーバーでもよいと思いますが、水は「家族の人数×日数×3リットル」以上を目安に備蓄するといいと思います。

 

ジュース

水以外の飲料は、子ども用にパウチタイプ(ハンディパック)と紙パックのジュースをケース買いしています。どちらも未開封だと常温保存可能で、賞味期限が半年以上あり、ペットボトルよりもかさ張らず扱いやすいし、使い切りタイプなので便利です。

パウチタイプ(ハンディパック)飲料は、カルピスウォーターかアクエリアスの30個入りを購入します。残りが10個くらいになったら1ケース買い足す感じです。大部分はキッチンのストック用の引き出しに入れておいて、数個をいつでも飲めるように冷蔵庫で冷やしています。

また、凍らせると保冷剤の役割もしてくれるので、キャンプ、行楽、子どものスポーツ大会などに凍らせて持っていきます。飲み残しが出ないので、災害時に冷蔵庫が機能しなくても、保管に困らない点でも備蓄向きだと思います。

私は楽天スーパーセールのときに買い回り品の1つとして買ったり、ロハコで買ったりしています。

 

 
紙パック飲料は 、いつも同じものを買っています。伊藤園の菌活乳酸菌という乳酸菌飲料で、子どもが週に2~3回は朝食時に飲むのでけっこう回転が早く、ロハコで定期的に購入しています。流通がストップするとは牛乳やヨーグルトなどの乳製品は手に入りにくくなるので、常温保存できる乳酸菌飲料があると助かると思います。
 

【LOHACO】伊藤園 菌活乳酸菌 200ml 1箱(24本入)

 
災害時には野菜が手に入りにくいので、野菜ジュースが好きな方は紙パックの野菜ジュースを用意しておくといいと思います。わが家は家族全員あまり好きではなく、ふだんの生活で無理なく消費できないので買っていません。
 

ふだん使う米櫃のお米のほかに、未開封の5kgの袋を1~2つ(5~10kg)備蓄しています。ほかの食品より備蓄量は多めにしています。その分、パック入りごはんは用意していません。パック入りごはんを4人×1週間分備蓄しようと思うと相当嵩張ることと、ふだんの生活の中でその備蓄を無理なく消費することができないというのが理由です。

また、わが家はキャンプのときは鍋でお米を炊いているので、水とカセットコンロがあれば大丈夫。

お米は、真空パックの玄米にしています。真空パックは、ふつうのお米袋に比べて風味が落ちたり虫がついたりするのを防げるのでオススメです。玄米も保存がきく点はいいのですが、精米に手間がかかるので、玄米にこだわる必要はないと思います。白米でもいいし、災害時に水が限られていることを考えると無洗米もいいかもしれません。

わが家はふだんは近くのホームセンターの精米機で精米して食べていますが(都会にはないかな…)、災害時にはそのまま食べることも想定しています。

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上の写真のわが家のお米は親戚が定期的に送ってきてくれるものなのですが、ご参考までに似た商品をピックアップしてみました。

 

【楽天市場】みずほの粒選米 農家直送 新潟産コシヒカリ精米10kg (5kgx2袋) 下越 特A 真空パック

【楽天市場】29年産 北海道産 ななつぼし 10kg (5kg×2袋セット) <白米>送料無料  真空パック選択可

 

その他の食品

米のほかに、ふだんから消費しながらストックしているものは以下の通り。

  • 乾麺(うどん、そば、素麺、ラーメン、パスタ)
  • めんつゆ、調味料類
  • 缶詰(さば水煮、さば味噌煮、さんま蒲焼、マグロ水煮、果物、スープ、大豆、ミックスビーンズなど)
  • レトルトパウチ(カレー、スープ、パスタソースなど)
  • インスタント・フリーズドライ食品(ラーメン、スープ、パスタ、味噌汁)
  • シリアル
  • パンケーキミックス
  • ドライフルーツ(クランベリー、ブルーベリー、マンゴーなど)
  • ナッツ
  • はちみつ
  • お菓子(チョコレート、ビスケットなど)

ポイントは、常温保存可能賞味期限が長く水と火があれば食べることができて日常的に無理なく消費できるものです。ふだんから食べているものおいしいものであることが、被災時のストレスを大幅に軽減してくれると思います。

災害時にはガスも節約しながら使うことになるので、麺類はなるべくゆで時間が短いものがいいですね(茹でる前に数時間水に浸けておくと、茹で時間を短縮できるそうです)。また、缶詰やレトルトである程度の肉・魚・野菜をとれるように考えるといいと思います。どうしてもビタミン・ミネラルが不足すると思うので、ドライフルーツはポイント高いと思います。

私はこうした食品は、気にいっているものをコストコや生協で定期的に購入することが多いですが、スーパーなどでおいしそうなものやちょっと変わったものを見つけたら試しに買ってみたりして、楽しみながら備蓄しています。以前、パンやマフィンの缶詰を買ったことがありますが、非常食とは思えないおいしさでビックリしました。でも、普段からストックするには、ややお値段が高めかな。

【楽天市場】パンの缶詰の検索結果

 

衛生用品

衛生用品は食品と違って賞味期限がありませんから、あえてローリングする必要はないのですが、私はローリングしています。災害用にと買っておいても、何年もたつと忘れてしまう気がするので(^-^; 例えば、トイレットペーパーは12ロール入りのものをパントリーにつねに2パック用意しておき、1パックを使い切る前に新しいものをもう1パック買い足す感じです。ティッシュ生理用品も、それぞれに買いやすい単位でつねに同じ量をストックしています。

あと、ゼッタイに欠かせないのがウエットティッシュ(子どもが乳幼児ならお尻拭きでもよい)です。災害時、水が限られていて手が洗えない、お風呂に入れないときなど、大人も顔や体を拭くのに使えて重宝するはずです。子どもの顔にも使うことを考えると、アルコール成分が入ってなくて刺激の少ないものがいいと思います(手先を消毒・殺菌するものとは使い分ける)。わが家はずっとシルコットのピュアウォーターというのを使っています。

 

私はロハコで売っているムーミンデザインが気に入っています。

シルコット ピュアウォーター ウエットティッシュ ムーミンデザインA 本体1個60枚入り+詰替1パック(60枚×8個)セット

↓下の画像をクリックするとロハコのサイトにジャンプします

 

キッチン用品

いちばん必要なのは、食品ラップ保存袋でしょうか。食器を洗わなくてよいように、ラップは大量に必要になりそうなので、新しいものを3~4本はストックしています。キッチンペーパーも多めに用意しています。割り箸なども多くあると安心ですね。

 

電池、ガス、バッテリーなど
電池カセットコンロ用のガスボンベモバイルバッテリーなどは、充分に用意しておきましょう。
この記事を書いていて、私もモバイルバッテリーが足りないかもと気付きました。停電が続いたら、あっというまにスマホが使えなくなり、情報が入手できなくなりますよね。近いうちに買い足そうと思います。
あと、ソーラー充電式のバッテリーというのをまだ使ったことがないのですが、使い勝手はどうなのでしょう。キャンプでも使えそうなので、1つ買って試してみようかな。
 
↓いろんな商品がありますが、このようなものです。
 
トイレ問題
被災時の最大の問題はトイレじゃない?…ってうちの夫が言っていました。なかなか想像が難しいのですが、もしも流せない状況が数日続いたら、たしかに深刻なことになりそうです。私は災害用トイレを1箱だけ準備しています。
 

でも1箱で足りるのかわかりません。たぶん足りないと思います。その代わりになるかどうかわかりませんが、吸収・消臭機能が優れたペットシーツ(吸収ポリマーが入ったもの)を用意しています。クルッと包んですぐにビニール袋などに密閉すれば、あまりニオイは気にならないんじゃないかな~?と予想していますが、まだ試したことはありません(^-^;

本当は、災害用にポータブルで安価なバイオトイレ(コンポストトイレ)があるといいなと思うのですが、まだ思うような商品は見つけられていません。もしかしたら、バイオ消臭剤(微生物の力でニオイを分解する消臭剤)が役に立つんではないかな?と思っています。赤ちゃんのおむつなどに使用するものです。

 

 

 

 

 

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 キャンプグッズが災害時に役立つ!

ここまでは消耗品の備蓄のお話をしてきました。でも「災害に備える」ということを考えると、消耗品のほかにもさまざまなものが必要です。どんなグッズが必要になるでしょうか? …と考えると、キャンプ用品なんですよね。

 

断水して給水が行われることになったら、何をもって給水場所に行きますか? 水を入れる容器はありますか? わが家は東日本大震災のときはまだキャンプ用品も持っていなかったので、急いでウォータータンクを買いに行ったのですが、すでに売り切れていました。

今は、キャンプ用を兼ねて水道の蛇口のように水をチョロチョロ出せるタイプを用意しています。これがあるのとないのとでは、断水時の便利さが全然違うと思うので、予め用意しておくことをおすすめします。わが家はコレを使っています。

 

また、水はかなり重いのでキャリーカートがあると便利です。

 
調理用のカセットコンロは、ふだん鍋料理をするときのイワタニのガスコンロを使う予定です。 でももしもガスが足りなくなったら、屋外でキャンプ用のストーブ(わが家のはツーバーナー)を使うこともできます。
 
キャンプグッズではこのほか、クーラーボックス保冷剤も災害時に活躍すると思います。私はつねに保冷剤を2つほど冷凍庫で冷やしています(キャンプのときはもっと冷やして持っていきます)。ちょっとしたものはここで保冷できれば、停電時に冷蔵庫の開閉回数を減らすことができます。
 
さらにさらに。もしも、自宅にいられない状況になったら? 避難所に行くという方が多いと思います。私は避難所生活の経験がないので何ともいえませんが、自前のテントがあれば、そこで生活するという選択もできます(自宅から持ち出せることと、気温の条件をクリアすればですが…)。
実際、避難所での生活はプライバシーがない、ストレスがたまる、気をつかうなどの理由で、公園などにテントを張って生活する方も少なくないそうです。子どもやペットがいればなおさら、必要性を感じそうです。
 
【ペットの同行避難について】環境省が作成した災害時におけるペットの救護対策ガイドラインには「飼い主とペットの同行避難が基本である」と書かれています。しかし実際には、避難所という場でペットと生活するのは難しいことも多々あるようです。
 
えーと、何か言いたいかといいますと、キャンプグッズをそろえておくと、災害への備えにもなるよ! そして、ときどきキャンプをしておくと、災害時に役立つ経験値が上がるよ! だからキャンプ始めてみませんか!
 
あれ、論点ずれてます…か?(笑)
 
要するに、食品や消耗品のストックも、災害時のための道具も、災害時だけの特別なものにしないで、ふだんから無理なく使っておくのがおすすめです、キャンプはそれにうってつけですよ、ってことでしょうか。
上手くまとめられなくてスミマセン。どこか一部だけでもご参考になればうれしいです。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
 

 

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