わが家は夏に3世代旅行に行くのが恒例なのですが、息子は小さい頃からエネルギーがあり余っているタイプでしたので、旅行中もほどよくエネルギーを発散させる目的で、プチトレッキングができるところへよく行きました。
トレッキングといっても、メンバーは息子(幼児)、両親(高齢者)、娘&夫(抱っこひもでワンセット)、私(極度の運動不足)ですから、気軽&安全に楽しめる散策路や遊歩道で30分~1時間歩く程度。もちろん本格的な装備は必要ないし、大人・高齢者にもほどよい運動になるレベルです。
これ、すっごくオススメです。ちょっとした散策路や遊歩道でも、目の前に伸びる自然道を進むことは子どもの冒険心をくすぐるらしく、マップ片手に大張り切りで歩いてくれます。舗装された道とは、歩き方が全然違います。
そして、ただ「家族で歩く」というそれだけなんですけれど、大人もなんだか肩こりやストレスから解放されたように体がストンとラクになり、心が満たされる感じがします。自然にはそんな不思議な力がありますね(あ、ずっと娘を抱っこひもで抱っこしていた夫はかなり腰がやられていましたけど)。
さらに、高原や山は夏でも涼しく、空気が清々しくて気持ちがいいし、川のせせらぎの音、鳥・虫の鳴き声、高山植物、木の実など、いろんな発見を共有するのも楽しいものです。
そんなわけで、飛行機もマイルも関係ないですけれど、幼児連れで無理なくプチトレッキングが楽しめる場所をご紹介したいと思います。
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【目次】
コース概要
今回ご紹介するのは、長野県の蓼科~北八ヶ岳~霧ヶ峰エリア。東京からだと車で3時間半~4時間ほどの距離です。2012年8月、息子4才、娘1才のときに訪れました。
女神湖に拠点を置き、蓼科山のゴンドラリフト、北八ヶ岳ロープウェイ、車山高原展望リフトに乗ってそれぞれの山頂駅の散策路を歩きます。
蓼科山ゴンドラリフト~御泉水自然園
まずは蓼科牧場の駐車場に車を停め、ゴンドラリフトに乗って御泉水自然園へ。
ゴンドラリフト往復と御泉水自然園入園料のセットで、大人1,000円、子ども600円。ゴンドラリフトの所要時間は約5分です。
麓の蓼科牧場、ゴンドラリフト乗り場。子どもはこれを見ただけで走り出します。
ゴンドラリフトの短い空の旅が終わり、山頂駅に到着。御泉水自然園へとトレッキング開始です。
御泉水自然園は蓼科山の中腹、標高1,830mにあります。散策コースが整備されていて、子連れでも安全に散策を楽しめます。
地図を見て進路を確認する隊長。
散策路には部分的に木道が整備されています。蓼科山の山頂が見えます。
高山植物、発見。
川や滝もあります。マイナスイオン感。
地図に「お花畑」と書いてある方向へ行ったのに、なぜか延々と山道が続く…。
どんどん草深くなる…。お花畑はどこ?(笑)
でも山道を歩くのは気持ちいい。空が青い。木々がさわさわ。鳥の声も聞こえます。
小一時間ほどの散策でしたが、とても気持ちよかったです。
女神湖一周
この旅行では、女神湖畔にあるホテル コロシアム・イン・蓼科に宿泊しました。翌朝、子どもたちが早く起きたので、歩いて女神湖を一周することに。約1.8㎞の道のりです。
凛とした朝の空気。朝日を受けて、鏡のように風景を映す美しい湖面。
白樺と緑の組み合わせがきれい。ランナーの方とたくさんすれ違いました。
湖へと注ぐ小川の流れと、朝から満面の笑みで歩くゴキゲンの隊長。
木道からは水生植物を間近に見られます。
輝く朝露。
女神湖では、さまざまなアクティビティも楽しめます。ソフトクリームもおいしかったです!
女神湖・蓼科高原のアウトドアフィールド 【女神湖センター 公式サイト】
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北八ヶ岳ロープウェイ~坪庭散策
続いて、北八ヶ岳ロープウェイへとやってきました。赤くてかわいい100人乗りのロープウェイ。大人往復1,900円、子ども(小学生)950円。
麓には広い駐車場があり、お土産屋さんやレストランも充実。
ロープウェイへ。466mの高低差をグイーンと一気に登ります。所要7分。
山頂駅から、坪庭という散策路が整備されています。1週約30分。
標高2,237mの山頂駅に到着。麓とは空気がぜんぜん違ってビックリ。ヒンヤリとクリアーな山の空気です。ここでも元気に歩き出す隊長。
高い山の景色。岩がゴロゴロ。
歩みを緩める気配のない隊長。娘は抱っこひもの中でスヤスヤ。
おっと、隊長が急に立ち止まりました。難所に直面した模様。
急こう配の階段。ここはおじいちゃんがサポートしてくれました。おばあちゃんもこわごわ進んでます。
天気がよかったので山頂から三大アルプスを臨む絶景が見られたはずなのですが、なぜか写真が1枚もありませんでした(*ノωノ)
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車山高原展望リフト
さらにその翌日。2つの車山高原展望リフトを乗り継いで、霧ヶ峰の車山山頂(標高1,925m)へ。往復大人1,600円、子ども(小学生)1,000円、幼児500円(ピーク期は+100円)。所要15分。
山麓から山頂まで歩いて80分くらいのようなので、子どもたちが大きくなった今なら歩いてみたいな~と思います。
リフトはゴンドラやロープウェーと違って囲まれていないので、子どもはちょっと怖かったみたいです。振り返るとこんな感じ。
山頂駅から本当の山頂まで、少しだけ登山コースを登る形になります。
山頂には気象レーダーがあります。
蓼科山、八ヶ岳連峰、三大アルプス、浅間連山を臨む大パノラマが広がっています。素晴らしい景色。
こんなふうに写真を振り返ると、そのときの空気感が蘇る気がするから不思議です。また行きたくなってしまいますね。
ホテル コロシアム・イン・蓼科
この旅行で利用したホテルは、ホテル コロシアム・イン・蓼科です。部屋タイプのバリエーションが豊富で、3世代旅行にうってつけの部屋があったのが決め手でした。
わが家が泊まったのはこちらのメゾネットルーム。ベッド2台と2つの和室があり、6人まで泊まれます。
夕食は古民家風の離れ「杣人の家」にて創作和食。とても雰囲気のある囲炉裏を囲む個室で、家族だけでゆったり食事を楽しめました。
朝食のメインダイニングはガラス張りで明るく、外の木々が見えてとてもよい雰囲気。
ロビー、ギャラリー、温泉とどこもセンス良く落ち着いた雰囲気で、とても気持ちよく滞在できました。家族旅行におすすめです。
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