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【ポイントサイト】付与ポイントの落とし穴⁉ 「%」表記に注意!

 

今回は、私が思いっきりカンチガイしてしまっていた付与ポイントの落とし穴についてお話しします。もちろん、正しく理解して利用されていた方もいらっしゃると思いますが、かなり紛らわしい表記ということもあり、私と同じようにカンチガイをされている方も少なくないのではないかと思います。利用者の皆さんには、利用の際に注意していただきたいとともに、ポイントサイトさんには、カンチガイを招きやすい表記をお控えいただくよう、改善をお願いしたいところです。

 

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ポイントサイトの付与ポイント表記には2種類ある

さて、各ポイントサイトに共通することですが、付与ポイントの表記には2種類あります。

1.広告を利用すると、一定のポイントが付与されるタイプ

1つ目は、広告を利用すると、一定のポイントが付与されるタイプです。

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例えば上のハピタスの広告では、ホットペッパービューティーで「新規ネット予約+サービス利用完了で100pt」とあります。この場合、サービス利用時に支払った金額に関わらず、(獲得条件を満たして)利用した人全員に100ポイントが付与されます。会員登録や、クレジットカードの発行案件などで付与されるポイントは、ほとんどがこの一定ポイント付与タイプです。

ハピタスは1ポイント=1円相当ですから、このサービスを利用すると、100ポイント=100円相当(=ANA90マイル)が獲得できることになります。

ただし、ポイントサイトによって1ポイントの価値は異なります。ですから、その広告の利用で付与されるポイントが何円相当になるのか、換算して利用することが大切です。

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例えば上のポイントタウンの広告では、ホットペッパービューティーで「新規WEB予約後の来店で3,000pt」とあります。ポイントタウンの場合は20ポイント=1円相当(1ポイント=0.05円相当)ですから、3,000ポイント=150円相当(=ANA135マイル)が付与されることになります。付与ポイント数の下に「150円相当のポイント還元」と書いてあるのでわかりやすいですね。

このように、一定のポイントが付与されるタイプの案件では、どのポイントがサイトがお得かを比較するには、すべてを「円相当」に換算する必要があります。

 


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2.広告を利用して支払った金額に応じてポイントが付与されるタイプ

2つ目は、広告を利用して支払った金額に応じてポイントが付与されるタイプです。通常、「%」で表記されています。

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まず、ハピタスの広告を見てみます。Yahoo!ショッピングでは、「商品購入で1%」とあります。たとえば(獲得条件を満たして)Yahoo!ショッピング10,000円の買い物をすると、その1%の金額にあたる100円相当(=ANA90マイル)のポイントが付与されます。ハピタスは1ポイント=1円なので、獲得ポイントは100ポイントです。

 

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つぎに、ポイントタウンの広告を見てみます。こちらもYahoo!ショッピングでは、「商品購入で1%」とあります。この場合も、たとえばYahoo!ショッピング10,000円の買い物をすると、その1%の金額にあたる100円相当(=ANA90マイル)のポイントが付与されます。ポイントタウンは20ポイント=1円(1ポイント=0.05円)なので、獲得ポイントは2,000ポイントです。

 

参考までに、ポイントタウンのトップページ右上にある「よくある質問」というところに、以下のように表記されています。

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1ポイント=1円のハピタスも、20ポイント=1円のポイントタウンも、「1%」が示すのは「100円当たりの還元率」であり、同じ意味ですね。1.の一定のポイントが付与されるタイプと違って、2.の支払額に応じて付与されるタイプの「%」表記は、「100円当たりの還元率なので、ポイントサイト間で比較しやすい」ように思えます。

…というか、私はそう思っていました。「%」表記は、すべて「100円当たりの還元率」を示すものと。しかし、すべてのポイントサイトがそうではなかったのです。

 

実際、「%」=「100円当たりの還元率」を示すサイトが多数

陸マイラーさんの間でよく利用されているポイントサイトについて、「%」表記の意味を比べてみました。※12月1日現在ポイントアップしている場合はアップ後の%で比較しています。

 

【Gポイント】1G=1円なので「%」表記はそのまま「%円相当(100円当たりの還元率)」。たとえばYahoo!ショッピングでは「0.5%」付与となっているので、10,000円の買い物をすると、10,000円の0.5%=50円相当(50G)が付与されますf:id:travel-lover:20161201162718p:plain

 

【モッピー】1ポイント=1円なので、「%」表記はそのまま「%円相当(100円当たりの還元率)」。たとえばYahoo!ショッピングでは1%付与となっているので、10,000円の買い物をすると、10,000円の1%=100円相当(100ポイント)が付与されます。f:id:travel-lover:20161201162831p:plain

 

【ゲットマネー】10ポイント=1円ですが、「よくある質問」を読むと、「%」表記は「%円相当(100円あたりの還元率)」であることがわかります。たとえばYahoo!ショッピングでは2%付与となっているので、10,000円分の買い物をすると、10,000円の2%=200円相当(2,000ポイント)が付与されます。f:id:travel-lover:20161201163225p:plain

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【ドットマネー】1マネー=1円なので、「%」表記はそのまま「%円相当(100円当たりの還元率)」。たとえばYahoo!ショッピングは1%付与とあるので、10,000円の買い物をすると、10,000円の1%=100円相当(100マネー)が付与されます。f:id:travel-lover:20161201162030p:plain

 

【PEX】10ポイント=1円(1ポイント=0.1円)です。PEXでは「%」表記は使われておらず、「100円につき3p」と表記されています。100円あたり0.3円相当のポイントが付与されることがわかります。たとえばYahoo!ショッピングで10,000円分の買い物をすると、10,000円の0.3%=30円相当(300ポイント)が付与されます。f:id:travel-lover:20161201162051p:plain

 

以上のように、ポイントサイトで付与ポイントが「%」表記されている場合は「100円あたりの還元率」を示すケースが圧倒的に多いです。

 

気を付けよう!ちょびリッチだけは意味が違う

しかし、陸マイラーさんに人気のポイントサイトの中で、ちょびリッチは「%」表記の意味が違うので注意が必要です。たとえば、Yahoo!ショッピングでは、次のように表記されています。

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「ポイント1%」とあります。ほかのポイントサイトと同様に、「100円当たりの還元率1%」が付与されるように思えます。つまり10,000円の買い物で、1%分の100円相当のポイントが付与されると。しかし、ちょびリッチは違います。ヘルプセンターのQ&Aに、以下のような記述があります。

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上記に照らし合わせて考えると、Yahoo!ショッピングで10,000円の買い物をした場合、1%のポイント、つまり100ポイントが付与されるという意味だそうです。ちょびリッチは2ポイント=1円ですから、100ポイント=50円相当です。つまり、「100円あたりの還元率」に換算すると、0.5%です。ほかのサイトとお得度を比較するなら、表記されている「%」を2で割って比較する必要があります。

私は、つい先日までこの事実に気付いていませんでした。「%」表記=「100円当たりの還元率」だと思い込んでいたからです。ちょびリッチさんに、「ほかのポイントサイトがどうであれ、うちはこういうルールです。ヘルプセンターにきちんと記してあります」と言われればその通りです。

しかし、ポイントサイトにおいて「%」表記が「100円当たりの還元率」を示すことがほぼ暗黙の了解のようになっている中で、独自のルールを用いるのであれば、利用者がカンチガイをしないような表記上の工夫が必要なのではないでしょうか。

 


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さらに同サイト内での二重の「%」表記がカンチガイを招く

それに、もう一つ問題に感じるところがあります。これは、ちょびリッチ内の「モニターで貯める」部分に掲載されている広告です。モニターとしてこの商品を2個買うと、「利用金額の100%」が付与されると記載されています。

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この商品を2個買うと236円なので、上のお買い物のルールに照らし合わせると、100%ポイント=236ポイント=118円相当という意味になるように思います。しかし、「モニターで貯める」のページにのみ、このような注意書きがあります。「※謝礼の代金が100%とは…10,000円購入した場合、10,000円相当のポイント(20,000ちょびポイント)付与となります」

 

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つまり、モニターのところの「%」表記は、お買い物のところの「%」表記とは違う意味ということになりますね!?

モニターのところにはこんなに目立つ注意書きがあるけど、お買い物のところには何も注意書きがないのですが⁉(ヘルプセンターのQ&Aを検索しないとわからない)。この表記だけを見たら、お買い物の「%」表記もこの考え方が当てはまるとカンチガイしてしまっても不思議はないと思うんですよね…。

さらに、スマホ版だと、トップページに「100%還元」「100%以上還元」などのおもに登録、ダウンロードなどのコンテンツがあります。この場合の「100%」も、「全額還元」=「100%円相当のポイント還元」という意味で使われています。つまり、「100%還元」の「%」表記も、お買い物の「%」表記とは違う意味ということになりますよね…。

これってどうなんでしょうか。ものすごく紛らわしくて、利用者がカンチガイをする可能性が高く、親切とは言えないような気がしてなりません。

 

最後にひと言

各ポイントサイトさんが、1ポイントの価値を何円相当にするか。%表記をどのような意味で用いるか。それは、各ポイントサイトさんが自由に決めればいいと思います。

しかし、利用者が「このポイントサイトでこの広告を利用すると、何円相当のポイントが付与されるか」を正しく理解したうえで利用できるようにする充分な配慮が必要ではないでしょうか。それがしっかりできるポイントサイトは、利用者から「良心的、信頼できる」という評価を受け、今後も利用者が増え、伸びていくと思います。

反対に、大切なことを書き落としたり、カンチガイを招くような表記をしていると、「わざとウヤムヤにしてわかりにくくしているのでは? ほかのポイントサイトより還元率を高く見せようとしているのでは?」と勘繰られ、信用をなくしてしまうかもしれませんね。

本日は辛口にて失礼いたしました~。

 

 

★ポイントサイトの登録や、ポイントを90%でANAマイルに交換する「ソラチカルート」についてはコチラの記事をどうぞ!

travel-lover.hatenablog.com

 ★Gポイントの登録と活用法についてはコチラの記事をどうぞ!

イラスト/わんパグ(http://kids.wanpug.com/

 

 

 

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