2019年1月のウェスティンルスツ宿泊記。第1回目はチェックインの様子やアップグレードされたお部屋、第2回目はマリオットリワード・プラチナ会員の特典について書きました。
第3回目となる今回は、ルスツでの子どものスキーデビューについて書きたいと思います。子どもたちは今回、スキースクールに入って、初めてゲレンデでのスキーを体験。2人ともすぐに滑れるようになり、翌日は私も一緒に十数年振りのスキーを楽しみました。
それでは、ルスツでのスキースクール、レンタル事情などをご紹介します!
- スキースクール
- わが家は「一般レッスン」を受講
- 当日、まずはスキー道具をレンタル
- サウスウイングでスキースクール受付
- ゴーグルや手袋を買うなら
- いよいよレッスンスタート!
- ランチはサウスウイングで
- 最終日は私もいっしょにスキー!
スキースクール
ルスツリゾートには2つのスキースクールがあります。
クレヨンしんちゃんスキースクール
1つは、「クレヨンしんちゃんスキースクール」。パンダルマンというキッズスキースクール会社が運営しているようです。
(上の図は公式サイトより)
独自のプログラムにより楽しくスキーが滑れるようになるキッズ向けのスクールで、対象は3~12才。
スキーが初めての場合は屋内ゲレンデからスタートしたり、屋外でもエスカレーターつきの専用ゲレンデでレッスンができるなど、小さい子が楽しく受講できる内容となっているようです。料金はこちら。
(上の表は公式サイトより)
「4レッスン日」とは1日に4回レッスンがある日、「2レッスン日」とは1日に2回レッスンがある日、という意味のようです。おもに繁忙期が「4レッスン日」となります。
料金は、グループレッスンで2時間8,500~9,000円、4時間で13,500~14,000円です。くわしくは、こちらをどうぞ。
SAJ公認スキースクール(一般レッスン、ファミリーグループレッスン)
もう一つは、SAJ(全日本スキー連盟)公認のスキースクールで、小学生~大人が対象。スキーだけでなく、スノーボードもあります。ビギナー向け~ハイレベルなものまでさまざまなレッスンがありますが、子どものスキーデビュー向けなのは、「一般レッスン」か「プライベート・ファミリーグループレッスン」です。
「一般レッスン」は、その日のスクール受講者の中で、同じくらいのレベルの人とグループで受講するスタイルです。10:00~12:00と13:30~15:30に行われ、2時間または4時間から選択できます。料金はこちら。
「ファミリーグループレッスン」は、インストラクター1人に対して1~8人の身内のグループで受講するスタイルです。基本は「一般レッスン」と同じ時間帯ですが、都合で融通をきかせてもらうことができるようです。
くわしくは、こちらをどうぞ。
わが家は「一般レッスン」を受講
わが家の場合、子どもたちは去年ちょっぴり滝野スノーワールドでスキースクールを経験しました。でも、板を履く、歩く、練習用のスロープを滑る、くらいまでしかやっていないので、レベルとしては超初心者。
私は学生時代~20代はスキー大好きで、よく友達と行っていました。でも、もう最後に板を履いたのはいつかわからないほどで、道具も手放してしまいました。正直、ほとんど滑れる自信はありません(^-^; また、夫も若い頃にスノーボードをやっていたものの、一度ケガをしてから全く滑っていないそうです。
それで、「よし、この機会にファミリーレッスンだ!!」と思い、夫に提案したのですが、夫は「やだ!絶対滑らない!!」と固辞。もう、とーちゃん大人げないぞ~(オラしんのすけ)。
夫が参加しないとなると、3人でファミリーレッスン4時間4万円は、やや割高感があるんですよね。 といことで、ファミリーレッスンは却下。
では、子どもたちだけで「クレヨンしんちゃん」にするか、「一般レッスン」にするか。わが家は2人とも小学生なので、年齢的にはどちらもOKなのです。
結局、「一般レッスン」を4時間受講することにしました。理由は、クレヨンしんちゃんは小5の息子にはちょっと物足りないかも…と思ったからです。スキーは上達し始めると、次々と高度なことにチャレンジしたくなりますからね。ただ、小1の娘が怖がらずについていけるかな!?というのが、ちょっと心配ではありました。
終わったあとの感想はというと、わが家の場合は「一般レッスン」にして大正解だったと思います!
初心者の小学生ばかり4人のグループを組んでくれたのですが、優しい女性のインストラクターさんがゆっくり丁寧にレッスンを進めてくれたし、最後にはリフトにのって初級者用ゲレンデを滑り降りるところまで経験させてくれたので、本人たちも自信がついたよう。おかげで、翌日私と滑るときも、無理なくスキーを楽しめました。その模様は、後半でくわしくご紹介します。
クレヨンしんちゃんスキースクールも、SAJ公認スキースクールも、事前申込みが必要ですので、利用したい場合は早めに公式ページから申し込んでおきましょう。
スクール レッスン・検定・コースガイド・ワックスサービス |
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当日、まずはスキー道具をレンタル
一般レッスンは10:00スタート。当日は9:30までに、ルスツリゾートホテル&コンベンション(以下、ルスツリゾートホテル)のサウスウイングで受付をします。ウェスティンルスツからルスツリゾートホテルへは専用のモノレールで移動するので、時間の余裕を見ておく必要があります。
わが家の子どもたちはスキー道具を持っていないので、8:30頃までに着替えを終えてウエスティンルスツのレンタルカウンターへ。この日は冬休み期間の土曜日とあって、わりと混んでいました。
(上の表は公式サイトより)
こちらがスタンダードモデルのレンタル料金表。わが家は子どもは1泊2日のスキー3点セット(1人7,900円)、プラス翌日私が5時間のスキー3点セット(4,900円)をレンタルしました。というわけで、レンタル+スクールでそこそこかかります(^-^;
レンタルは、初めてだと少し順序がわかりにくかったので、くわしくご紹介します。
エレベーター(上の地図の左端)を降りたらフロントの前を通ってレンタルコーナー(赤い四角)へ。
- 用紙に記入し、会計カウンターで清算。料金は部屋付けもカード払いもOKです。
- レンタルカウンターでブーツ(必要なら小物も)を受取ります。ブーツはすべて今年新調されたそうで、とてもきれいで不具合もありませんでした。
- スキーロッカー(青い★印とその向かい側)に、履いてきた靴をしまいます。宿泊者はスキーロッカーを1カ所無料で使えます。チェックインのときにロッカー番号を渡されるので、スキーに行くときは忘れずに持って行きましょう。暗証番号でロックするスタイルです。
- 最後に、外に出たところにあるプレハブ小屋のようなところ(黄色い★印)で、スキー板とストックを受取ります。こちらも受付順にビンディングを調整するため、少し時間がかかります。
余裕を見て行動したつもりが、1~4に少し手間取り、スクールの受付け時間に遅れそうになったので、モノレールを待っている間にスクールに連絡を入れました(;´・ω・) しつこいですが、繁忙期のレンタルはそれなりに時間がかかりますのでご注意ください。
スキーロッカーはこんな感じで、1家族分のスキー道具をしまうのに充分なサイズです。
道具がそろったら、モノレール乗り場へ。モノレールは時刻表はなく、混み合う時間はひたすらウエスティンとルスツリゾートホテルを往復しています。最も混み合う朝の時間帯は、臨時でバスも出ていました。
人が少ない時間は、モノレール乗り場にあるボタンを押すと来ます。
乗っている時間は短いのですが、そこそこ待ち時間が発生するので、1日に何度も往復するのは億劫です。ルスツリゾートホテルにも魅力的なレストランやプールなどの施設がありますが、なるべく行ったり来たりしなくていいように予定を立てるのがベターだと思います。
サウスウイングでスキースクール受付
モノレールでルスツリゾートホテルに到着したら、そこがサウスウイングです。フロント前を通って、スクール受付へ(赤い★印)。用紙に記入して、料金を支払います。こちらはクレジットカードで支払いました。部屋付けができるかどうか、聞いたかもしれませんが忘れてしまいました(^-^;
手続きが終わると、10:00にゲレンデ方面の出口を出たところに来てくださいとのこと。そこが集合場所になっていて、レベル別の番号が表示されています。
ゴーグルや手袋を買うなら
ルスツに着いてから気付いたのですが、うちの子どもたちはスキー用手袋と帽子は持っていましたが、ゴーグルを持っていませんでした。雪が降ると、ゴーグルなしでスキーはキツイですよね。
でも借りると2日で2,400円するので、この先も使うことを考え(修学旅行もスキーなのです)、買うことにしました。
ウエスティンルスツの1Fにもいくつかブランドショップがあり、見てみたのですが、ジュニア用は種類やサイズが少なく、しかもけっこうお高い…。ルスツリゾートホテルのほうが、少しカジュアルな感じのものがありました。上の地図の確か25番のショップで、1つ3,500円くらいで購入できました。
とはいえ、旅行前に気付いて、自宅近くのスポーツ用品店で買ったほうがいろいろ選べて安かったかなと思います。
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いよいよレッスンスタート!
集合場所に行くと、うちの息子・娘と、小学生の男の子2人の4人で1つのグループでした。
まず、初心者用のスクール専用ゾーンまで移動します。スクール専用ゾーンは、「ファミリーコース」という初級者用コースの麓付近にあります。親はついていく必要はありませんが、見学はできます。
しかし、集合場所からここまで歩くとけっこうな距離があります。慣れないスキーブーツを履き、板を持って歩く子どもたちには、これがいちばん大変だったかもしれません(^-^;
スクール専用ゾーンに到着。朝方まで雪が降っていたので、新雪です。それも水っぽさがまったくないパウダースノー。踏みしめるとサクッサクッ、キュッキュッと鳴る感じです。そして広々。これは初心者には最適な環境ですね。
すぐ横に、4人乗りのクワッドリフト乗り場が。
スクール専用ゾーンとホテルの間に、「クレヨンしんちゃんスキースクール」の専用ゾーンと、雪遊びができる「クレヨンしんちゃん広場」があります。
子どもたちは準備体操、ブーツのバックルチェック、そしてスキー板を履いて、レッスンスタート。クレヨンしんちゃんスキースクールのようなエスカレーターはないので、カニ歩きで傾斜を登り、ボーゲンの練習です。
下の写真は息子がレッスンを受けているところ。1人ずつ、丁寧に教えてくれています。
それにしても、青く澄んだ空と雪景色がめちゃくちゃきれいです。
ああ、こんな景色の中にいるだけで癒される!……と思いますよね。あのですね。
ホンマにめちゃくちゃ寒いんですよ!!:;(∩´﹏`∩);:
こんなに晴れていても気温は-10℃近いので、体を動かさないで見ているだけだと体が芯から凍えます(T_T) 長い時間付きそう予定のパパ・ママは、帽子やネックウォーマーも用意したほうがいいです絶対まじで。
あとですね、気温が低いとスマホの充電がみるみるなくなります。100%にしていても、動画を撮ろうとしたり通話しようとするとあっという間になくなるんです。なんでかはわかりません。なんでですか?
とにかく、スマホで子どものスキーレッスン風景を動画撮影したいと考えている方は、モバイルバッテリーを充分に持参することをお勧めします。わが家はほとんど撮れませんでした。
私は最初の20~30分ほど見学したあと、寒さに耐えられずホテルのロビーで暖かいものを飲んだり、ショップを見たりぬくぬく過ごしていました。私のように見学を断念した場合は、12:00に昼休憩でいったん解散するので、集合場所に迎えに行けばOKです。
午後のレッスンでは、スクール専用ゾーンでステップアップした練習をしたのち、全員が自分で止まれるようになったところで、最後にリフトにのってファミリーコースを1本滑ったそうです。1回分のリフト代はレッスンに含まれているとのことで、必要ありませんでした。
この日のレッスンで、小5息子はボーゲンでターンができるようになり、娘も直線的には自分でスピードをコントロールしながら滑れるようになりました。
スキー場自体が広大なため人が分散して空いているのと、コース幅が広いので、周囲に気遣ったり怖い思いをすることもなく楽しめたようです。子どものスキーデビューにうってつけのゲレンデだと思います。
2人とも、楽しくて仕方がなかったようで、レッスン後も「もっと滑りたい!!」と、なかなか帰ろうとしませんでした。ただすでに4時近く、私はこの日は道具をレンタルしていなかったので子どもたちだけでリフトにのらせるわけにもいかず、スクールゾーンで日が暮れるまで練習させてもらいました。スクール時間外なので ほかにも数組の親子連れが練習していました。
ランチはサウスウイングで
お昼休憩は、12:00~13:30。1時間半の間にランチをとるなら、サウスウイングのゲレンデ出入り口から近いエリアにあるショッピングストリートがベストだと思います。
私たちは、いちばん近いCricketというお店に入りました。多少は待ちましたが、休憩時間中に食べ終え、少し外で雪合戦をして遊ぶ時間もありました。
ランチメニューはこの4種類のみ。
豚丼とスープカレー。それなりにおいしかったですよ。
ほかにも、パン屋さん、ピザ屋さん、バーガーショップなどが並んでいます。どれも手軽で昼休憩にはよさそうです。
昼休憩が終わった頃に、トナカイが引くソリのアクティビティに遭遇。すごくメルヘンな世界ですね~♪
最終日は私もいっしょにスキー!
最終日、子どもたちが大好きな屋内プールにまだ行けていなかったので、「プールかスキーかどうする?」と聞くと、2人とも二つ返事で「スキー!」とのこと。なので、私も道具をレンタルし、リフト券を買っていざゲレンデへ!
ビギナー小学生2人を連れて、まったく自信のないなか、10数年ぶりにスキー。
— こめっと☆彡 (@travel_lover111) 2019年1月6日
やってみたら楽しかった(*ˊᵕˋ*)子どももかなり滑れててビックリ! pic.twitter.com/ig72b35b5u
リフト券はWEBでチャージできるらしいのですが、チャージするカードをどこで手に入れればいいのかという情報が、公式サイトで見つけられませんでした。
サウスウイングで聞くと、ゲレンデの麓にチケット販売小屋があるとのこと。ウエスト第2クワッドリフトの近くです。ほかにも手に入るところがあるかもしれませんが、私はそこに行きました。
この日は午前中しか滑れないので、4時間券を購入。2回目以降は、WEBでチャージが可能です。クレジットカード利用可能でした。
ICリフト券webチャージ | ICリフト券にwebチャージでスムーズin | 2018-19シーズン ゴンドラ・リフト券 |
スキーが数十年振りのワタクシ、「しまった!リフト券ホルダーがない!」と焦ったのですが、リフトは進化しており、ポケットにカードを入れてゲートを通過するだけで、ピッと読み取って反応してくれました。
ICゲートシステムについて | ICゲートシステムについて | 2018-19シーズン ゴンドラ・リフト券 |
この日は9時~12時過ぎくらいの3時間で、子どもたちと7~8本滑ることができました。
最初は心配でちょこちょこ止まって様子を見ながら滑っていましたが、最終的には子どもたちに好きに滑らせ、私がいちばん後ろを滑ってすごく楽しかったです。
今回、約20年振りにスキーしてわかったこと。自転車といっしょで滑り方は体が覚えてるからあまり問題ない。
— こめっと☆彡 (@travel_lover111) 2019年1月6日
ただ、立ったままブーツのバックル締める体勢が半端なくキツい。朝食ブッフェ食べたあとだったからさらにヤバすぎた(*´ο`*)
ちょっと滑ったら、私ももっと滑りたくなってしまいました。今回は初心者用のファミリーコースとホワイトラバーコースだけでしたが、もう1日あったら、1人でほかのコースに行ってみたかったなぁ(*^^*)
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