マレーシア航空（MH）でチケットを購入すると、座席のアップグレードのオークション（MHアップグレード）に申込むことができます。
アップグレードのオークションというのは、世界的には多くの航空会社が採用しているシステムらしいのですが、日本人にはあまりなじみがないですよね。
【追記】ANAも2018年4月から、国際線のエコノミー→プレミアムエコノミーへ入札でアップグレードする新サービス「Bid my Price」を導入しています。
私は今回、夏休みの旅行でマレーシア航空を利用するにあたり、はじめて案内メールを受け取りました。
オークションだなんて、遊び心があって面白いですね～(*^^*) 入札する？ しない？ するならいくらで？ など、考えるのも楽しいし、結果がわかるまでドキドキします。いったい、いくらで落札できるものなのでしょう。最初から上位クラスの航空券を購入するのに比べて、お得なのでしょうか。いろいろ検討してみました。
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MHアップグレードとは
マレーシア航空の航空券を購入すると、「MH アップグレード」についての案内メールが届きます（一部、対象外となる場合があるようです）。
届いたメールのGET UPGRADEDというところをクリックすると、入札申込みの画面にジャンプします。
入札金額は、スライダーを動かして設定するようになっています。最低額・最高額が決まっているので、その範囲内で入札金額を設定します。入札金額を決めたら、CONTINUEをクリック。
次の画面で、アップグレードが成立した場合に支払うクレジットカードの情報を入力し、CONTINUEをクリック。
次の画面で内容を確認、規約に同意して、送信（SUBMIT OFFER）すると終了です。
アップグレードが成立したか（落札できたか）どうかは、フライト出発48時間前に連絡が来るようです。成立した場合は、その時点で新しい航空券が発行され、クレジットカードに料金が請求されます。成立しなかった場合は、請求されません。
アップグレードが成立した場合は、座席だけでなく、機内食、優先チェックイン、ラウンジ利用、受託手荷物などの特典も、アップグレード後のクラスのものが適用されます。ただし、フライトマイルはもとのクラスのものが適用されるようです。
※複数のフライトを予約している場合は、フライトごとに申込みできます。ただし、1フライトにつき１回しか申込みできません。また、複数名の予約の場合、同行者全員についてアップグレードを申込む必要があります。
※MHアップグレードのメールが届かない場合は、マレーシア航空のWEBサイトでMH UPgradeから予約番号と姓を入力し、送信すると、MHアップグレードの対象かどうかが確認できます。
入札金額の一例（クアラルンプール～ランカウイ）
今回、私たちが利用するのは、ランカウイ島への旅行の往路・クアラルンプール→ランカウイ便（国内線）です。搭乗時間は1時間ほどですし、エコノミーで充分と思っていました。でも、MHアップグレードでお得にビジネスクラスをゲットできるなら、検討の余地あり。
そこで、入札画面を見てみました。スライダーを動かしてみると、4,700～7,480円の間で入札が可能です（同じ区間でも、日程や便により金額は異なると思います）。
短時間のフライトだけあって、金額の幅は小さいですね。皆さんならどうしますか？ アンケートをとってみたいくらいです。
- 1時間のフライトでビジネスクラスなんてもったいないから入札しない！
- 面白いから、一か八か最低額の4,700円で入札する！
- OFFER STRENGTHを参考に、妥当な金額で入札する！
- 3,000円も違わないから、どうせなら最高額の7,480円で入札する！
※ちなみに、最高額で入札しても、空席がなければアップグレードは成立しません。
また、OFFER STRENGTHの動きはこんな感じです。この場合、5,500円くらいが妥当な金額といえるのでしょうか。6,000円以上にする意味はあまりない気がしますが、そこはオークションですから、何ともいえませんね。すべては運しだい。ちょっとギャンブルっぽくなってきました！(ﾟ∀ﾟ)
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私の場合はする？しない？するならいくら？
結論から言いますと、「2.面白いから、一か八か最低額の4,700円で入札する！」にしました。
え!?
ブ、ブログネタじゃないですよー!!(ﾟ∀ﾟ)汗汗
一応、ちゃんと考えたんです。
最低額～最高額の幅が小さいとはいえ、わが家は4人分の予約なので、「×４」しないといけないのです。最低額4,700円でも4人合計18,800円、最高額7,480円なら4人合計29,920円です。旅行時にはほかにもいろいろな出費がありますから、正直、3万近い出費はキツイ。子育て世代の一般庶民ですからね。
それなら入札しなければいいんじゃ？ と思うところなんですが。今回の旅行では、深夜発のANA便で羽田を出発し、早朝にクアラルンプールに到着します。クアラルンプールで乗り継ぐわけですが、ANAとマレーシア航空のチケットが別手配なので、一度制限エリアから出て入国し、国内線のチェックインをする必要がある可能性があります。
ここで、国内線に優先チェックインできるときっとラクだし、もし子どもたちがまだ眠たがっていたら、ラウンジを利用できると助かるかな～、と思うのです。複数の方のブログを拝見したところ、マレーシア空港の国内線ゴールデンラウンジは食事もあり、わりと充実しているようですし。
※マレーシア航空の国内線ゴールデンラウンジを有料で利用する場合、大人1人130MYR、子ども1人65MYR、大人2人+子ども2人だと390MYR（＝約10,800円）です。
それに、搭乗時間が1時間とはいえ、広くてゆったりしたビジネスの座席なら、きっと睡眠時間の足しにできるはずです。
ちなみに機材は737-800、ビジネス2-2、エコノミー3-3の配列。たぶん古くてフラットにはならないシートだと思います。また、機内食はビジネスで軽食が出る程度のよう。
それなら、もうちょっと出して確実にアップグレードを狙ったほうがいいんじゃ？ と思うところなんですが（笑）
短距離の国内線でアップグレードを入札する人って、少ないんじゃないかな？と思うのです。MHアップグレードは国際線でも採用されていますが、おそらく長距離ではかなり人気でしょうね。長距離だと「どうしてもアップグレードをゲットしたい」と考える人が多く、落札金額は高騰しやすいと思います。
逆に、短距離の国内線ではそれほど人気はないでしょうから、わざわざ高値で入札する必要はないかなと思うのです。
そんなわけで、アップグレードされたらラッキー！くらいの気持ちで、最低額で入札してみました。そもそも、4人まとめてアップグレードというのはかなり難しい（4席空きがないとダメ）なので、あまり期待はできないかな～と思ってます。
アップグレードのオファーを送信すると
オファーを受け付けましたよ、というメールが届きます。
この段階では、まだオファーをキャンセル・修正することができます。しかし、出発48時間前になりオファーが受け入れられてアップグレードが成立すると、キャンセルはできません。
ビジネスクラスの航空券を購入すると？
私たちが搭乗するクアラルンプール～ランカウイ間のビジネスクラスの航空券の値段を調べると、大人1人779～939MYR（＝約21,500～26,000円）でした。
私たちがすでに購入しているエコノミーの航空券は、座席指定料込みで159MYR（＝約4,400円）。もし仮に1人あたり4,700円のオファーでアップグレードが成立すれば、9,100円でビジネスクラスを利用できることになるので、やはりお得なのではないでしょうか。
ちなみに、搭乗する便のビジネスクラスに現在、どれくらい空きがあるか？も重要になるわけですが、昨日チェックしたときには2席しか埋まっていなかったのに、今日見ると便自体が表示されないという…(-"-)
ビジネスクラスは全部で16席。1日で14席埋まるとは考えにくいので、空きがあるのに表示されない理由が何かあるのでしょうか。このあたりは、よくわかりません。
が、やってみます。アップグレード・オークション。さて、どうなるでしょうか。結果は後日、ブログにて！
→ブログネタ…(ﾟ∀ﾟ)
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